子どものためのCIDコース 一年生一学期ワークブック

トピック1. あれやこれはなにからできている?

(システムはぜんたいであり、ぶぶんでこうせいされている)

 

お花の国では、いきものはつぎのようなしんぴてきなびょうしゃでとうじょうしています。

”レンガの上に2枚のぬのがぶら下がっている。

そこにはこわがらせたりしょくじをするのためのナイフがある。

その間にはピンクのはっぱが見える。

いちばんはしっこには黒いかがやくボタン。

あなたがのぞむなら、すべてが、いみをもつだろう。

4つのけのはしらの上におかれたはりがある。小さなたるとエンジン付きのほうきもある。

すべてはじゅうたんでおおわれている。

 

さて、このきみょうないきものはなんでしょう?”

 

 

このなぞなぞをとき、また、同じようななぞなぞを作るためには、かなしい絵の中に、ようきなたいようを見ることができる「小さな人」のたすけがひつようでしょう。

「小さな人」はだれにも気づかれないほうほうでみなれたものをかくことができます。
かれは、よろこびやかなしみをえるために色をまぜることができます。*

 

このえかきのなまえをおもいだしてください。

 

*1.(翻訳のための注意書き)重要:こども用のワークブックの中では、ふつうのしょたいでかかれている文章はこどもへの直接のメッセージと指示です。斜体でかかれている文章は先生のセリフや指示や上演の要約です。

 

テーブルにおかれているペンをわけてください。

いくつかのぶひんにわかれましたね。

それぞれのぶひんでは、もじをかくことはできません。

しかし、ぶひんをもういちど、くみ立てれば、何かをかくことができます。

 

システムはぜんたいであり、ぶぶんでこうせいされている。

システムは、こべつのぶぶんによってじっこうすることができないようなさぎょうをじっこうすることができます。
このようなシステムをかいてみてください。 またはかいてください。

 

システムではないものを見つけましょう。

 

システムのぶぶんは、下位(かい)システムと呼ばれます。

システムについてかんがえてみよう。

どんなかいシステムで成り立っている?

かいシステムの名前をかいてみよう。

かいシステムを絵にかいてみよう。

 

図表の左側をうめてみよう。

私たちはしんぴてきなびょうしゃについてじゅんび出来ていますよ。
なぞなぞを聞いてください。

 

さあ、画家についてのなぞなぞをとく時間です。
かいシステムの名前をかいてください。

 

レンガ

二切れの布

たくさんのナイフ

ピンクの葉っぱ

ボタン

はり

4本の柱

小さなたる

エンジン付きのほうき

じゅうたん

ふしぎな生き物の絵をかいてみよう。

 

レッスン2*2
*2 (翻訳のための注釈:) トピック1のレッスン2はここから始まります。思い出してください。レッスンは子どもたちのために作られたものです。子どもたちはレッスン1とレッスン2の明確な区切りは必要としません。

 

エミールはねこを成り立たせているぶぶんを文字にかくか絵にかくように言われました。

 

システム

かいシステム

下の2つの図表を自分でうめてみましょう。

なぜエミールはいつもかんたんにこのようななぞなぞを解いてしまうのかわかりますか?
彼のまほう使いの友達シェア・ギブは全ての物をくっつけたりぶんかいしたりすることができます。

まほう使いのシェア・ギブが図表をうめる手伝いをすると、いたずら好きなエミールは、おかしな話をまた始めます。まほう使いはエミールがちがうどうぶつのぶぶんをごちゃまぜにしたことに気づきませんでした。

シェア・ギブがつくったすてきなどうぶつの絵をかいてみてください。

シェア・ギブのしょうぞう画をワークブックの中で見たいですか?
ボタンとブラシを図表の左と右にかいてください。
それらをくっつけたら何が現れますか?
”シェア・ギブ”

シェア・ギブとコラボはことばであそんでいます。
二人のまほうつかいのしつもんにこたええるときは、システムはぶぶんでなっているということをわすれないでください。

ーうみ、みずうみ、いずみ、水たまりにはあるけれど、川にはないものってなあに?*2

ー にわでとりがあそんでいます。どんなとりがなんわいますか?

ー木を切ったら、”り”という字はあらわれるでしょうか?

答え:”み”の字

答え:ニワトリが2羽いる。(庭には2羽にわとりがいる)

答え:現れる。木を切ったら”きりかぶ”ができる。

*2 (翻訳者からの但しがき:) 言葉遊びの説明については、先生用のガイドブックを見てください。.