*この記事は旧ブログ「問題解決中」の記事と同じです。実際に描かれたのは2年ほど前です。リンクを下さっていた方はこのブログのアドレスに設定し直してくださると助かります。

 

いよいよ今日「スーパーマリオラン」が配信されます。

 

驚いたことにスマホゲームなのに課金制度を採っておらず、買い切りです。

つまり、1200円払えば全ステージ遊べます。

 

スマホゲームといえば追加課金が当たり前だったスマホゲーム界に新風を巻きおこしそうですね!

なんとなく嬉しいです。

 

だって、追加課金型ってなんだかイヤらしいじゃないですか。

「ここまではいいけど、これ以上はダメよ・・・。」

とやる気にさせておいて焦らされるとイラっとします。

 

ジャンルは違うのですが、以前、「FF4 ジ・アフター」というゲームをダウンロードしてみたところ、キャラクター毎にシナリオが分かれていて、誰々編をプレイするごとにいちいち課金しなくてはいけなくて、結局普通に全キャラ揃えてクリアするためにはかなりの金額を払わなければいけなかったのでうんざりしたことがあります。

しかも結局途中放棄してクリアしていないし・・・。

(まだ幼い私の娘には「漢字が読めない」という理由でオープニングより先に進めないという情けない理由による。

同様の理由でドラクエも名前入力以後は進めない。しかし、ゲームをやりたいので漢字の勉強を頑張っている。想定通り。)

 

ポジティブに考えれば「やりたいシナリオについてだけ少額課金すれば良いのでユーザーフレンドリー」でしょう。

 

しかし、ネガティブに考えると「大人って汚い」という気持ちになります。

 

FFならそのブランド力から以前の通り7~9000円の買い切り型にしても売れるのではないか、と思うのですが・・・。

 

マリオが買い切り型でステージが進む毎に課金されるタイプのゲームだったら、きっとこのように感じる親の反感を買ってしまったと思います。

低年齢層の子供を取り込みたい任天堂としてはそのような思惑があって、あえて課金型にはしなかったのではないかなと思います。

 

親はただでさえ、子供がゲームに中毒のようにハマっているのを見るのを嫌がります。それにプラスして課金されてしまうと「マリオ」という存在に対して負のイメージを抱いてしまうと思うのです。

 

任天堂によってそれはそれは大切に守られ、育てられてきた「マリオ」というブランドの価値は桁外れです。

 

マリオのブランド力をもってすれば「スーパーマリオラン」を課金型にすることもできたでしょう。

 

しかし、課金型ではなく買い切り型にしたのは、マリオのブランド力をさらに向上させ、決して低下させないように考えた末の結論だったのではないかと思えてなりません。

(全然違うかもしれないけど)