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Trizの発明原理の10番目に「先取り作用原理」11番目に「事前保護原理」というものがあります。

 

これらの例として、たとえば、シートベルト(衝突時などに体を衝撃から守る)やインデックス(見たいページをすぐに見られるように)などがあげられます。

 

他にも日常の生活の中でこれらの発明原理を利用した物や出来事に遭遇することはよくあります。

 

たとえば、薬局で記載する(シールを貼る)お薬手帳もそうです。
これに薬の服用履歴を記載することにより、危険な飲み合わせを防ぐことなどができます。

 

焼き肉を食べる前にエプロンをつけるのも事前保護です。

監視カメラも存在するだけで犯罪を事前に防ぐことができますし、洗濯ネットを使うことにより衣服の生地を損傷から防ぐことができます。

お財布の中にお金を入れ過ぎないことも事前保護ですね(笑)

 

予め切り離し線がついている切手や商品の開封口は先取り作用原理を利用しています。

 

梅雨の時期に明日は晴れとわかったら大量に洗濯をしておくというのも先取り作用でしょう。

 

このように、日常生活のなかでは、実に様々な先取り作用原理及び事前保護原理を見ることができます。

 

さて、先日、部屋に虫が出てきたので、バルサン(登録商標です)やアースレッド(こちらも登録商標です)をしようと思い立ちました。

 

そして、早速ドラッグストアで商品を購入してきたのですが、中に「火災報知機用保護カバー」なるものが入っていました。

 

煙で火災報知器が反応してしまうので、事前に火災報知機に被せて騒音を防ぐというものです。

 

このカバー、ただのビニールカバーに見えるのですが、長~い紐が付いています。

 

この紐を見て、私はピンときました。

「なるほど。使い終わった後に、この紐を引っ張れば、ビニール袋を一瞬で取れる。
考えたものね!」

 

掃除が終わった後のことまで考えて紐を付けるなんて、なんて気の利いたものなのでしょう・・・。

私は感動し、しばしビニールカバーを見つめていました。

 

・・・が、私の感動とは裏腹に、実はこの紐の使い方は「掃除後に一瞬で取るため」ではありませんでした!

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というか、やっちゃいけないそうです。
引っ張ったときの衝撃で火災報知機のテストボタンに触れて音が鳴ってしまう可能性があるから。

 

この紐の存在は、
「ビニールカバーの外し忘れを防ぐため」でした。

 

こんな紐があれば目障りで、すぐに保護カバーの外し忘れに気づきますものね。

 

・・・それにしても、一瞬で取るためのものじゃないということに気づいた時の衝撃は大きかったですね。

 

たとえるなら、「君への気持ちだよ」といって愛する人がくれたプレゼントが、実は忘年会の景品だったというくらいの衝撃ですかね(いや、そんなことされていないけど・・・)。

 

でも、こういうショックが新たな発明に繋がるのでしょう(懲りない)。

 

更に発明原理について知識を深めていきたいと思います。

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