技術のような発明は特許法で、著作物は著作権法で保護されます。

では、レシピのような無体財産(知的財産)はどのようにして保護すれば良いのでしょうか。

特許権を取得するという方法もあります。

 

しかし、あまりお勧め出来ません。

 

なぜなら、技術的な発明と比べ、レシピの発明は、難易度が極端に下がります。

特許要件である「高度性」が認められることが少ないからです(特許法29条)。

 

また、家庭で誰でも真似できますし、アマチュアでもいくらでもレシピを生み出します。

 

そのような個人的・家庭的な実施に特許権の効力は及びませんし、同業他社が真似したところで、本当に真似したかどうかの証拠を掴むことも困難です。

 

したがって、レシピの場合は特許権の取得は得策ではありません。

特許を取るにはお金もかかりますし。

 

 

では、真似されるのを手をこまねいて見ていなければいけないのでしょうか。

 

いいえ、模倣を防ぐ方法は他にもあります。

 

不正競争防止法に頼るのも一つの手段でしょう。

 

 

しかし私は、あえて、「真似されてもいいのでどんどん新しいレシピを発表する」のが良いのではないかなと思います。

 

真似されるのは悔しいかもしれませんが、ゼロベースで考えるのではなくて、他店のレシピを真似して創り出せば労力も少ないでしょう。

 

他者のレシピを盗んでも知的財産権の侵害になる可能性は低いので、積極的に盗んでしまってよいと思います。

 

自分が盗むのは良いけど、自分のものは盗まれたくない、なんてケチくさいことは言わないで下さい!

 

「情報を開示するところに、情報が集まる」という言葉があるように、オープンにしているところには新たなアイデアが集まりやすくなります。

 

無償でアイデアを提供してくれる人も現れるかもしれません。

 

競合他社と協力し合えるかもしれません。

 

レシピのように参入障壁が低い分野では、特許のような知的財産権でガチガチに権利を守り固めるよりも、開いた雰囲気の中で他者の参加を招くような空間創りが大切でしょう。

 

詳しくはこちらの記事が参考になると思います。
知財で稼ぐ〜飲食店編〜

 

おまけ

うちの娘が創作したお菓子のレシピです。

「ヨーグルトかっぱえびせん」
味を想像しただけでオエ〜っという感じなのですが、娘はニコニコしながら3本ほど食べました。
残り?・・・さすがに私には食べられませんでした・・・。
勇気のある方は、是非トライしてくださいw

特許権は取っていませんよ!w