私は週に1回程度ですが、子供に物語を話して聞かせています。
この物語は、お伽話などを元にしたパロディです。
最初はお伽話っぽく始まるのですが、途中から私の子供たちが出てきて、選択を迫られます。
その返答(と私の気分)次第で物語はどんどん変わっていきます。
たとえば、ヘンゼルとグレーテルでは、子どもたちがお菓子でできた夢のお家へ行けます。
子供たちの意見を取り入れながら、ディテールを詳しく説明します。
たとえば、ビスケットの扉はチョコでコーティングされていて、外側には星の形の砂糖菓子が撒き散らされている。
窓枠はタルトでできていて、床にはグミが敷き詰められている。台所からははちみつでコーティングされたポップコーンの甘い香りが漂っている。等・・・。
子どもたちは想像の世界の中でお腹いっぱいお菓子を頬張った後、怖い魔女に食べられそうになります(ここで私は子どもたちの体を掴みます)。
子どもたちは叫びながらどうにか魔女から逃げ出すのですが、結局虫歯になって物語は終わります。
お菓子ばかり食べている子どもたちを茶化してふざけた話にしてしまったわけです。
とまあこんな感じで子供が主人公になってお話の世界を飛び回れるので子どもたちの創造力を育てるためにもお勧めの方法です。
ただし、私が疲れていると面倒臭くなって、物語は1分で終わります。
例:あるところにおじいさんとおばあさんがいました。
おじいさんは山へ芝刈りにいきました。
おばあさんは川へ洗濯に行きました。
でも雨が降ってきたので二人共すぐに帰ってきました。
おしまい。
一度くらいは許してもらえますが、二度三度と繰り返すと、ブーイングの嵐です(^^;
親というものは忙しいものですが、子供が小さくて素直に話を聞いてくれる期間は限られています。
この限られた時間を大切にしたいものです(←じゃあ、ちゃんとお話してやれ・・・)