希少糖といえば、香川大学というのが私の認識でしたし、そう考えている人も多いと思うのですが、香川県とは遠く離れた東京理科大で希少糖の新しい生産技術が開発されました。

 

もちろん希少糖にも多くの種類があります。

 

東京理科大の希少糖生産方法の大きな特徴は、光触媒反応による糖変換技術により低価格糖を希少糖へと変換することにあります。
光触媒反応特有の強力な酸化力によって、糖に酸化反応を引き起こさせるのです。

 

希少糖の一番のネックは、とにかく「価格が高い」ということなので、安価に生産されることには大きなニーズがあります。

 

香川県の株式会社レアスウィートが販売する「レアシュガースウィート」(希少糖D-プシコースを約10~15%含んだ甘味料)の価格は、500グラムで1200円します。

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ここ数年、レアシュガーの人気や売れ行きについて思いを馳せてみると、「需要はあるが、ブームにはなっていない」と感じます。

なぜなら、近くのスーパーでは、どこもレアシュガースウィートを置いてはいるのですが、大量に扱っているわけではなく、たまに「在庫処分」として半額になって店頭の在庫一掃セール棚に置かれているからです(主婦目線)。

 

また、高価格ということも買い渋る原因の一つでしょう。

 

だって、希少糖が欲しい、と思ったら、こんな希少糖を買ったほうがコストパフォーマンス的にずっと優れていますからね。

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これなんか、1キロ900円以下です。500グラムで450円を下回ります。

500グラム1200円のレアシュガーに比べると、ずっと低価格です。

 

しかし、今回の東京理科大による希少糖の新たな生産技術により、低価格化が進むと、もっと手軽に希少糖を利用できるようになると思われます。

 

香川大学や東京理科大が切磋琢磨し、新たな技術を生み出すことにより、低価格で効果の高い希少糖が手に入る、と考えると、ワクワクしてしまいます!