下野大師児栄山華蔵寺における盗撮被害とスタッフの権利

栃木県にある下野大師児栄山華蔵寺で、お寺の巫女さんが盗撮に遭っていると被害を訴えています。

 

下野大師児栄山華蔵寺のブログより引用

何度も盗撮されており、寺族はスタッフをなだめるので精一杯です。
このままだと寺院スタッフの退職が止まりません。もう人物の撮影は辞めて下さい!切実なお願いです。何卒ご理解下さい。m(_ _)m

 

下野大師児栄山華蔵寺では巫女さんなどスタッフが辞めてしまっています。
そして、盗撮された方は精神的に参っています。

 

撮影者は、許諾無く勝手にスタッフの写真を撮ってはいけません。
当然のマナーです。

 

・・・というか、これって肖像権の侵害なので、絶対にやってはいけないことなのです。

みだりに肖像を撮影されないということは憲法で認められた権利です。
基本的人権です。
だって、無断で写真を撮られるなんて気持ち悪いですよね。

子供でもそんなことしてはいけないとわかります。

それくらい「みだりに肖像を撮影されない」ということは当然の権利なのです。

 

もしこの「当たり前のマナー」がわからないカメラマンがいたとしたら、一般常識を勉強しなくてはいけません。

犯罪にはなりません。

でも、民事で訴えられたらどうするのですか?

お寺には被害が出てしまっているのです。

損害賠償金を払うことになってしまいますよ。

 

 

・・・というわけで、「住職のやつめうるさいこと言いやがって、写真くらい写させろ」と思っているカメラマンの方は、こちらの過去記事を読んで肖像権について学んでください・・・。

 

写真の技術よりも重要な著作権と肖像権