*この記事は旧ブログ「問題解決中」の記事と同じです。実際に描かれたのは2年ほど前です。リンクを下さっていた方はこのブログのアドレスに設定し直してくださると助かります。

 

先週、娘たちと一緒にドラえもんを見ていたら「ドラえもんがどこでもドアを使って世界中の美術館に忍び込んで有名絵画を盗んで銭湯に一晩だけ飾る」という話があったのですが、22世紀は法規制が緩すぎるのではないかと心配している福田です。

 

絵画自体を盗むのではなく、有名絵画の絵の部分だけを(額縁など物はそのままで)秘密道具を使って「拝借」するのですが、このような行為は、著作権侵害ではなく、窃盗罪に当たります。

 

こんな「漫画本から漫画の部分だけを盗む」ということが出来てしまうので、未来の技術(?)は面白いと同時に危険です。

 

昨年度の時点でドローンによる事件も複数起きています。これからはドローンを使う時間帯や高度なども規制する必要が出てくるでしょうから、タケコプターの使用も制限を課さなくてはいけないでしょう。

 

アマゾンなどによる物資の配達の高度制限、美観面から見たドローンの存在、飛行中のドローンに別のドローンがぶつかった場合の責任、ドローンを飛ばす時間制限、公的目的・商用・一般用・軍事用など用途に応じて制限も変わってくるでしょう。

 

面倒なことになりそうです。

 

何より使用を規制しなくてはいけないのはどこでもドアです。

 

銀行の金庫に入ることが出来れば一瞬で大富豪です。

 

技術進歩を止めることはできないでしょうから、法規制で縛るしかありません。

 

しかし、銀行の金庫なら強固なセキュリティを施すでしょうが、しずかちゃんがお風呂に入るたびにセキュリティを施すのは大変です。

 

ハッカーがしずかちゃんがお風呂に施したセキュリティを破って源家のお風呂に侵入という事件も起きるでしょう。

 

タイムマシンなんて発明されてしまったら大混乱することが目に見えています。

 

法で規制されていたって、歴史を塗り替えてしまえばそちらのほうが有利なので法規制なんて効果がないでしょう。

 

昔からSFで恐れられているのがクローン技術。
山中伸弥教授のips細胞の研究がさらに進めば人を創ることもできるかもしれません。

 

すると、ダウン症の子など遺伝子に先天的に異常を持っている子は生まれてこなくなります。

さらに技術が進歩すれば、遺伝子操作もできるようになるでしょう。

すると、ナチュラル(ふつうの人)とコーディネーター(遺伝子をコーディネイトされた優秀な人)の差が出来て、お互いが争うようになるでしょう。

そして、ナチュラルはコーディネーターに激しく嫉妬をしてコーディネーターを滅ぼそうとするでしょう。

ナチュラルがコーディネーターに対抗するためには、ガンダムに乗り込むのではなく、悪魔を召還して対抗するしかありません。

悪魔召還プログラムを開発し、異世界から悪魔を呼び出し、コーディネーターと戦わせるのです。

しかし、召還者のレベルの低さから悪魔が反乱を起こし、ナチュラルたちは味方であるはずの悪魔に滅ぼされそうになります。

そこを救いに来たのが敵だったはずのコーディネーター。

ナチュラルたちは感動し、コーディネーターと仲直りをする・・・かに見えたがゲスの極みであるナチュラルたちは油断したコーディネーターたちを暗殺しようとするのだった・・・。

 

・・・って、なんの話をしていたんだっけ?

 

あ、未来の技術と法律の話でしたね。

 

人間が感情を持っている以上、技術を悪用する人は出てきます。

高度に技術が発展した世界で争いをなくすためには、自他の境を無くすのが一番だと思います。

国境もなくし、所有権もなくし、知的財産権も無くし、自分=みんなとして生きる。

・・・でも、そんなことタイムマシンを発明するより難しいですね(-▽-;

 

他人の幸せを自分の幸せとして捉えることが出来る生き方が一番幸せだと思うので、自分を棄ててでも人のために尽くすことが出来る「でくの坊」になりたいな・・・。