ブログ記事にフザケた題名を付けてみました。「何だこれ・・・」と思ってクリックした方は心配ないと思いますが、「お、何だかオトクそうな話だな!」と思った方は、以下の文章をよくお読みください。
まず、記事の題名の前半『アイデアを著作権で守って収益を得る方法』についてですが・・・、
アイデアは著作権法で保護されません!!
重要なので二度言います。
アイデアは著作権法で保護されません!
弁理士や知財関係者など専門家の皆様には、何を今更・・・と思われてしまいそうですが、ちょっとショッキングな記事を読んでしまったのでこんなことを書いています。
ショッキングな記事とは、知財専門家では無い人が書いた「発明を製品化し、儲ける方法」のことです。
これだけで怪しさが漂ってくるのですが、内容は想像通り超怪しいものでした。
「あなたのアイデアを商品化するお手伝いをします。相談料は一時間5千円。
ライセンス収入で稼ぐ方法もお教えします」
といったような内容でした(文章は変えてあります)。
特許や著作権の素人を捕まえて、コンサル料等で儲けようという魂胆でしょう。
「ライセンスするには著作権登録が必須です」
と堂々と書いてありました。
専門家の皆様が卒倒してしまいそうですね・・・。
アイデアは著作権法で保護されません!!
大事なので3回も言ってしまいました。
全くもう・・・
嘘書くな!!
発明相談に乗ってあげて商品化するのは良いですよ。
でもね、嘘はあかん!不幸な人を生み出すから。
「本人が喜んでいればOK」
・・・本当ですか?
夢を売ったからいいって?
詐欺師の常套文句ですよね・・・。
私はそんなフザケたこと、大嫌いです。
利益を得るために嘘をつく極悪人はくたばれ!
・・・とここで今回の記事は終わりません。
他にも似たようなブログやサイトあるんじゃないのかと思って検索してみた結果・・・
フィッシング詐欺に遭いそうになりました。
あるサイトにアクセスしようとするとリダイレクトされ、以下のようなポップが出てきました。
ちょっと画像が小さいので文字にしておきます。
”おめでとうございます!
2019 年間ビジターアンケートの参加者に選ばれました!
Chrome 「ありがとう」を込めて Apple iPhone 11 Pro が当たるチャンスを差し上げます!”
で、クリックするとアンケートに進みます。
問1/4
Chromeをどれくらいの頻度で使いますか?
いつも
たまに
使わない
Chromeを使って検索している人にする質問じゃないだろ・・・と思いつつ、「使わない」を選んでみました。
問2/4
以前のバージョンの Chromeにどれくらい満足していましたか?
とても満足
満足
まあまあ
不満
問3/4
他に使うブラウザは?
Chrome
IE
Fire fox
他
これもアホな質問ですよね。なんでChromeを使う人に他に使うブラウザとしてChromeが選択肢に出てきてしまうのか。
もちろんChromeを選びましたよ。
問4/4
どれくらいの頻度でインターネットを利用しますか?
毎日
週1,2回
週1回未満
毎日インターネットは使っていますが、とりあえず週一回未満にしてみました。
そして、4つのアンケート全てに回答すると・・・
見事iPhoneが当たりました!!
とてもうれしいですね。いいねとコメントをしたいところです。
ところが、いいねもコメントも出来ません。
あくまでも別サイトへ誘導しようとしてきます。
そこでクリックしてみると・・・
パソコンのセキュリティソフトが発動し、以下の表示が出ました。
偽のサイトにアクセスしようとしています
prize4844.fastfreeredics4.com では、悪意のあるユーザーによって、ソフトウェアのインストールや個人情報(パスワード、電話番号、クレジット カードなど)の入力といった危険な操作を行うよう誘導される可能性があります。詳細
残念ですね。
・・・というわけで、今日はアイデアを著作権で守る詐欺とiPhoneプレゼント詐欺の2つに一気に遭遇してしまったので、詐欺と詐欺はとても仲が良いなと思いました。
よいこのみんなは嘘はやめようね。
嘘つきは泥棒の始まりです。 以上