吉野彰氏によるリチウムイオン二次電池の発明とノーベル化学賞

旭化成株式会社の名誉フェローの吉野彰氏が、2019年度のノーベル化学賞を受賞されました。
おめでとうございます!

さて、ノーベル化学賞受賞前に、欧州発明家賞(European Inventor Award)を受賞されているのですが、既にそこで『リチウムイオン二次電池は繰り返し充電できる安全な電池として90年代初めから始まったデジタル化やIT革命、モバイル社会を支えた。』として賞賛されていました。
リチウムイオン2次電池無しの生活なんて考えられませんよね!

旭化成のWEBサイトに載っている吉野 彰 名誉フェローのプロフィールを見ると、輝かしい受賞歴が目に入ってきました。

発明協会(発明学会ではない)より「全国発明表彰文部科学大臣発明賞」、文部科学省より「文部科学大臣賞科学技術功労者」、日本国政府より「紫綬褒章」等など。

なお当該ウェブサイトによると、吉野彰氏が最初に発明された二次電池の発明は1985年5月10日(優先日)に出願されています。(特許登録1989293)

既に特許権は切れています。

興味のある方はぜひチェックしてください。

 

それにしても、世界を変えた発明によりノーベル賞を受賞するって素敵ですよね。これで、ノーベル賞級の発明をするぞ!とか発明者を支えたい!という人が増えたらいいなぁ(^^)