*この記事は旧ブログ「問題解決中」の記事と同じです。実際に描かれたのは2年ほど前です。リンクを下さっていた方はこのブログのアドレスに設定し直してくださると助かります。
かっぱ寿司を運営するカッパ・クリエイト株式会社がロゴを変えるとの発表をしました。
新しいロゴは赤と金の皿を重ねただけのシンプルなものです。
イメージキャラクターであるカッパをロゴからなくしてしまったのは消費者の間に定着してしまった安っぽいイメージを払しょくするためだとか。
さて、これはブランド戦略的にどうなのでしょうか。
かっぱ寿司のイメージキャラクターのカッパのカー君とパー子ちゃんについては2012年の段階では商標登録出願までしています。(名前のついていないただのカッパのキャラクタについては1987年に既に商標登録出願されています)
彼らはかっぱ寿司を背負ってきてくれた功労者です。
その彼らを切るのは、「安っぽい」というイメージを払しょくするため・・・と主張していますが、安っぽいイメージはカー君とパー子ちゃんのせいだけじゃない気もします・・・。
変えるなら、ロゴだけではなく、会社名も変えてしまうくらいでないと効果が薄いのでは・・と思ってしまいます。
カッパ寿司以外の回転寿司チェーンの競合は好調ですし、業界一位に返り咲くためには、「新しい会社か?」と思われるくらい関係ない名前にしてしまうのもありかなと・・・。
高級路線を追求していることをアピールするため、「うにとろいくら」とかね・・・(冗談です)
さて、カー君とパー子ちゃんのいなくなったかっぱ寿司のロゴ変更は凶と出るか吉と出るか。
結果が気になるので来年あたりカッパ寿司に食べに行って良さを肌感覚でつかんでこようと思います。
10月に行っても気合の入ったセールとロゴ変更のニュースのせいでお客さんがたくさんいると思うので。
思ったように業績が伸びなかったら「カー君とパー子ちゃん復帰」セールでもやってほしいな(笑)