「エルメス」に似た商標を付けたバッグを販売目的で持っていたとして、商標法違反の疑いで自営業の男(56)が逮捕されたというニュースがやっていました。
よくあるニュースですが、アパレル業者や並行輸入品を転売をしている方は他人事と思わず気をつけてください。
というのも、最近は「一億総監視社会」と言えるほど、一般の方の目が厳しいからです。
たとえば、この事件では、佐賀県警に「ネットで偽ブランド品を売っている人がいる」と匿名の文書が届いたことがきっかけで、捜査・逮捕に至っています。
商品を買ってくれたお客さんだと思ったら、通報する証拠を得るために買っただけだったり・・・。
メルカリでもSNSを利用した転売でも何でもそうですが、商標権の侵害品に関する監視の目は厳しいです。
私も過去にアパレル業者さんから「商標権侵害をしてしまった!」と泣きつかれたことがありましたが、助けてあげることはできませんでした。
だって、商標権侵害って重罪だから。
気楽にできるけど、重い罪ですよ。
一発即逮捕です。
前歴者です。
うわ〜・・・って感じですよね。
でもね、これが現実です。
だから、アパレル業者や転売業者さんは、決して商標権侵害をしないようにしてください。
「これってどうかな?やってもいいのかな?」という疑問もあるでしょうから、そんな方は私のサイトで勉強してください。
アパレル業者さんたちが勉強していますよ。
そして、みなさん「知的財産権というものを甘くみていました・・・」と口を揃えておっしゃいます。
商標権の損害賠償額って軽く数百万円に達してしまいます。
また、逮捕されてからはもう、前科というものは消えません。
そんなことになる前に、どうか知財の知識を身につけてください。
あなたのこの先の人生を救ってくれますし、ビジネスにも役に立ちますから。