今日は6月3日。1924年の同じ日に、カルピスの広告が新聞に初掲載されました。

キャッチフレーズは「初恋の味」。

 

「初恋の味」の商標登録が初めて行われたのは1950年ですが、それでも70年近くもの歴史を誇る商標です。

 

ちなみに「カルピス」の商標は1946年に初めて商標登録出願されています。また、日本以外ではカルピスではなく、「カルピコ」です。(現在の商標所有者はアサヒ飲料株式会社)

 

最近では、「初恋の味」よりは、「カラダにピース」の方が定着しているかもしれませんが、それでも、「初恋の味」は名コピーの一つであることに違いはありません。

 

カルピスのホームページによると、カルピスの生みの親、三島海雲は、死後の1976年に電通より広告功労者として顕彰されていますし、また、1957年には発明協会(発明学会と名前は似ていますが両者は全く関係のない組織です。発明学会は過去に弁理士会から訴えられて敗訴したこともある民間組織です。)より特賞を受賞しています。

 

今年の夏も猛暑といいますし、これからご家庭でカルピスが活躍しそうですね。