昨年話題になったのですが、カオスサーガについて、改めて株式会社ブライブから「著作権侵害に対するお詫び」なる文章が発表されていました。

 

ことの発端は、株式会社ブライブの運営するオンラインゲーム「カオスサーガ」(既に配信終了)において、株式会社スクエア・エニックスのキャラクター24件を「パクった」ことが原因です。

 

当該ゲームを知らなかった私は、「パクったって、どういうことだろう?」と思い、インターネットで調べてみたところ、FFⅪとFFⅫのキャラクター、それからモンスターハンターのキャラクターを「そのまんま」使っていました。

 

そこでまず思ってしまったのが、「もっと上手くパクればいいのに」でした。

 

そう、私は悪人・・・。脱法行為にならない程度にグレーなことをすることに長けているのです・・・って、うそうそ!
そんなことしないよ!

質問されてもそういうことには答えませんよっ。

 

「キャラクター」の著作権ってちょっと複雑で、侵害が絶対に成立するとは言い切れないのが日本の著作権法(ちなみに、他の法律にひっかかってくるから悪いことはしない方がいいよ)。

 

うまくすれば、「キャラクター」をパクっても著作権侵害にはならない。

 

でも、カオスサーガの場合は、100人いたら100人がパクりだ!というレベルのパクりでした。

 

というわけで、訴訟になったら確実に負けるレベル。

キャラクターがどうとか主張する必要すらないくらい。

 

類似の事件を起こさないためにも、スクエア・エニックスには強気な態度で訴訟を起こしてもらいたい。

といっても、日本ではリリースから1日で終了してしまったので実質的な損害は発生していないと思います。

 

なので、このゲームが作られた中国で訴訟を起こしてほしいけれど、まぁ、大変そうね・・・。

 

でも、日本の他のゲーム会社やアニメ会社なんかも救うことになりそうだから頑張ってほしいです。

 

ちなみに、キャラクターと著作権について学びたい方はこちらの記事をどうぞ。
キャラクターと著作権