ちゅどーんと悪魔と高橋留美子【多分知財の話】

先日、自動販売機でジュースを買おうとしたところ、手が滑ってコインが転がり、ドブに落ちるという漫画みたいなことが起きたのですが、それを見た娘がすかさず「(境界の)RINNNE(のオープニング)みたいだねー。あれね、お金(の額)がだんだん上がっていくんだよー※」と言ってくれたので、「私の教育方針、完璧」と自信を持った福田です。

※アニメを見ていないとさっぱりわからない話です。

 

念のため、『境界のRINNE』を知らない人のために『境界のRINNE』とは何かを説明しておきます。

 

一言で言うと、高橋留美子先生の作品です。

 

はい。説明はもういりませんね。

 

良い子はちゃんと『らんま1/2』や『人魚の森』とかも読まないと駄目だよ。

 

 

今日は、天才・高橋留美子先生にまつわる知財のお話です。

 

といっても、多分、ありえない落ちになるので会社の朝礼で話せるネタにはなりません。

でも、居酒屋でネタにするくらいには役に立つくだらない雑学であること請け合いです。

 

 

さて、高橋留美子さんの漫画には、頻繁に「ちゅどーん」が出てきます。

 

え、ちゅどーんわかりませんか?

 

こういう手の形をして、吹っ飛んで行く、あれです。

usptoより
usptoより

あれね、ちゅどーんという擬態語には元ネタがあったんですよ。

 

田村信さんという漫画家が昔、初めて「ちゅどーん」という擬態語を使ったそうです。

 

あ、でも、知的財産権の侵害とは関係ないですよ。

 

 

はい。

私が、今日注目したいのは、「ちゅどーん」という音の方じゃなくて、「手の形」の方です。

 

あれね、ロックが好きな人は見たことあると思うけど、「コルナ」と呼ばれるジェスチャーなんです。

 

意味は、「角の手振り」。英語だとデビルホーンって言ったりします。

 

つまりね、サタン崇拝と関係があるんです。

 

 

キャー。魔狭人?! ※境界のRINNNEに出て来る悪魔です。

 

 

それでですね、キッスっていうロックバンドがあるのですけど、

ギタリストの、ジーン・シモンズという人が、デビルホーンの手の形を商標登録しようとしたんです。


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アホかい。 アホ会。

ジーン・シモンズは好きでもそんなことしたら嫌いになるわっ!

 

そう思ったのは私だけではなかったのですね。

 

別のロックバンドの人たちからブーイングを食らって、商標出願を取り下げたという経緯があります。

 

何だそうかい。創価学会。

 

というわけで、ハロウィンも近いことだし、あなたも悪魔のコスプレをしてみては?

私は子どもたちに一個110円の悪魔の角カチューシャを買い揃えましたよ。

 

でも、もっと立派なのがアマゾンで悪魔の角が780円で売ってました。

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誰がこれ買うんだ?
富豪か!? 富豪の魔狭人か!

 

RINNNEには無理だろう。ろくどう。 by.福田ジョイマン