ハンドメイド作家のお小遣い稼ぎとサイバーパトロール

東京五輪の商標権を侵害したとして、オリンピックのロゴ入り手作りマスクを販売した人が書類送検されたというニュースを見ました。
警察のサイバーパトロールにより発覚したそうです。

容疑者は悪いことだとはわかっていたがお小遣い稼ぎにやったと主張しています。
百貨店で布を購入して、一枚5~600円で販売していますから、本当にお小遣い稼ぎ程度です。

そして、たったこれだけの売り上げでも商標権の侵害であることに変わりはありません。
割に合わないお小遣い稼ぎです。

ハンドメイド作家さんたちの中には、人気漫画やアニメ等で使われている柄(たとえば『鬼滅の刃』)等をあしらった手作り作品を販売したいと考えてしまう人もいるでしょうが、絶対に止めた方がいいです。
上記の事件のように少額の売り上げでもサイバーパトロールにつかまりますし、同業者や消費者から通報もされます。
毎日ビクビクしながら過ごすなんて嫌ですよね。

もちろん金額が大きい方がより目立ち捕まりやすくなりますが、少額だからといってお目こぼししてもらえるわけではないので、危険なことは最初からしないのが一番です。
ハンドメイド作品を販売する際には、絶対に他者の知的財産権を侵害しないように気を付けてください。
知的財産権の存在に気付かなかった、これくらいなら大丈夫だろうと思ったという言い訳も通用しません。
詳しくはこちらの記事に書いています。