先週サッカーのチーム名と商標についての記事を書きましたが、今日はサッカー選手と商標登録の話題です。
イギリスのタブロイド紙「ザ・サン」に元イギリスサッカーチームのキャプテンであるデヴィット・ベッカムがホテル等について商標登録を受けたとの記事が載っていました。
今後はホテル事業に進出していくかもしれないとのことです。ホテル経営なんて過去にやってきたことと違いすぎて大変そうですが、とりあえず事業の可能性のあることについて商標登録を受けておくというのは正しい判断でしょう。
さて、どんな商標なのかなと思って調べてみたら、既に20年近く前の2002年6月にデヴィット・ベッカム本人によって商標登録出願がされていました(商標登録日は2005年1月)。
その商標がこれです。
アルファベットのDとB(ベッカムのイニシャル)の連続のモノグラムで、指定商品がバッグや被服等ですから、ルイヴィトンを想起させますね。
DBというと、データベースやドラゴンボールが最初に思い浮かんでしまいますが、これらを押しのけてベッカムのDBは著名性を獲得できるでしょうか。
また、このバッグって、イギリスで買えるのでしょうか?どこで制作されているのでしょうか。
色々と気になります。
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中田英寿がキャラメルコーンでおなじみの
東ハトのCBO(チーフ・ブランディング・オフィサー)を
やっていたのが思い出されますね。
ベッカムもやることは同じで
アイデア出しと表向きの顔役をやりつつ実務は
ホテル経営の専門家とタッグで取り組む算段なのでしょう。
あとは詐欺に遭わないことを祈るのみです。
情報ありがとうございます!中田英寿のCBO就任の話を存じ上げなかったので調べてみたら、2003年7月に東ハトのCBOに就任されていらっしゃいますね。
CBOの資質として、以下が挙げられていました。
1.自分の行動理念が明快で、生き方が実際に説得力を持つこと
2.チームワークとチャレンジスピリッツの大切さを、身をもって伝えられる人物であること
3.先鋭的消費者として、厳しい目を持った評価者となり、お客様志向を貫く当社の司令塔になりうる人物であること
ベッカムにも同じイメージを持ちました。ベッカムもどこかの会社のCBOに就任したりしないかな・・・。