あなたは毎日仕事を楽しんでいらっしゃるでしょうか。
「楽しくないけど生きていくために仕方ない」と思っていらっしゃるかもしれません。
さて、今回は「今の仕事はやめたいけど趣味を仕事にしていくのは怖い」という問題を解決してみたいと思います。
*この記事も旧ブログ「問題解決中」の記事です。実際に書かれたのは数年前です。
趣味と言っても料理のように役に立つ趣味もあれば、ゲームのように役に立たない趣味(厳しい言葉を使ってすみません。自分への戒めです)もあります。
今回はどちらかというと一見誰の役にも立たないように見える趣味の方にフォーカスしてみたいと思います。
やらずにはいられない、自然にやってしまっている役に立たない趣味ほど、それを仕事に出来たら他人だけでなく自分もハッピーになれますから。
まず、いつものとおりIFRとSLPに当てはめたいと思います。
当てはめ方も使い方も全然違って、専門家が見たら、目が点になってしまうようなことを書いていますが、今は気にせずネタとして書いていくことにします。
後にこれを読み返して自分が赤面してのたうち回る姿が目に浮かびます。
結論だけ知りたいという方は下の方にスクロールして結論だけご覧になってください。
まず、IFRです。
「毎日楽しいことをして、人にも感謝されて、その上、他者に与えた価値の対価としてお金を得る」ことができたら理想ですね。
しかし大抵は自分が楽しいこと(例えば、ビデオゲームをする、漫画を読む、スポーツを楽しむ等)をしても他人に価値を与えることはできません。
レベルが飛び抜けていればプロとして生きていけますが、仕事になると面白くなくなってしまうというジレンマもあります。
それでもやりたい&人から求められていることが天職なのでしょう。
野球のイチロー選手からは学ぶことが多いでしょう。
自分が好きで得意なことをして人を感動させることができるからイチロー選手はかっこいいんですね。
個人的にはプロゲーマーの梅原大吾氏も大好きです。
勉強ができないという欠点すら魅力に見えます。
というかゲーム以外何もできないというところが魅力なんですね。
一般的にはゲームしかしない人はニートにしか見えませんが、人を感動させるほど上手ければ、もうそれは達人の域です。アーティストです。
何か一つに飛び抜けた人ってうらやましいです。
ただ、そんな特殊な才能があるわけではない普通の人が趣味を仕事に、と考えると趣味も仕事もつまらなくなるだけです。
たとえば、オンラインゲームを楽しみたい、でも稼ぎたいから実況中継をしよう!と考えるとどちらも中途半端になって、苦しくなってしまうと思います。(ゲームをしているとただでさえ家族から白い目で見られて苦しいのに・・・)
ゲームをするなら息抜きとして純粋にプレイするのがいいですし、次の日大事な仕事やテストが待ち構えているときにすると最高に楽しめます(しちゃいけないときにするほど現実逃避してハマってしまうんですね・・・)。
ですからオンラインゲームの知識や経験をお金に結び付けたいなら、労力の掛からない実況中継(手間がかからず録画するだけ)やブログで稼ぐという手段をとることになるでしょう。
自分の人生をかけてやるようなことではないので、運が良ければ稼げるくらいに考えておいた方が良いでしょう。
失敗したら失敗したでいいんです。稼げなくたってやりたいことなんですから。
稼げないならやめてしまうことは、恐らく「流行りだから」という理由でやっているにすぎないことでしょう。
ゲームの実況中継や動画作成で稼いでいる人がいるみたいだから、ゲームや動画のことはよくわからないけどやってみよう、と参入しても辛くなるだけです。
今は大人気のユーチューブですが、いずれなくなってしまう可能性もありますし、何か一つのプラットフォームに依存した生き方は危険です。
ですから「好きなことで生きていくby.Youtube」は危険です。
さて、次は small little PENNY(今回はpeopleでもparticleでもありません!w)に登場してもらいます。
「俺、こいつのところにいてもつまんないから他のもっと面白い所に行きてーなー」
「私も。この人ゲームばかりやっててつまらないよね。一緒に何処かへ行こうよ」
「じゃあ、コンビニに行こうぜ」
「うん。次はもっと面白い人に使ってほしいよね」
「俺ら、そのうち募金箱に入れてもらえるかもしれないよな。」
「そしたら、他の仲間たちにも会えるよね。仲間がたくさんいるところにいきたいよね。特に、人の役に立てるなんて、ペニー冥利につきるよね」
・・・どうやら、ペニーでさえも遊んでいるだけの人のところからは逃げ出そうとしています・・・。
さて、どうすればいいのでしょう?
ここで、仕事は辛いもの。しかし、生きるためにはしなければいけないことと定義してみます。
これを反対に言うと、「楽しい仕事をしていると生きていくだけの収入が得られない」ということになります。
このジレンマを解決してみたいと思います。
この問題を解決できれば、楽しい仕事をしながら生活していくだけの収入を得ることが出来るようになります。
ここから矛盾マトリクスに当てはめてみます。
好きなことをすると、生産性はあがりますが、フリーランスになるということは信頼性を失うということと考えてみました。したがって、
改善するパラメータは「生産性」
悪化するパラメータは「信頼性」でしょう。
1,35,10,38と出ました。
順に見ていきます。
まず1「分割原理」
場所や時間を分けるということが考えられます。
たとえば、昼間は会社員として働いて、会社が終わった後や休みの日に副業として好きなことをすることが考えられます。
軌道に乗ったら会社をやめてしまえばいいので、それまではサブの仕事とすればいいのでしょう。
または、結婚して配偶者の稼ぎで生きていくというのもありかもしれません。
次に35「パラメータ変更」
仕事の内容によって出力を変えることができます。
たとえば、リアルビジネスとしてプラモデル屋さんをひらいたら、そのビジネスを補助するためにオンラインショッ
プを開くといいでしょう。
オンラインショップならではの商品を揃えたり、面白いブログを書いてアドセンスで稼いだりするのもいいですね。
10「先取り作用原理」
将来オンラインビジネスをするときのことを見越して、パソコンの勉強をはじめたり、予めSNSを始めたり、起業するときに融資を受けられるように借金はしないようにする、起業したい人たちと繋がりを持つ、スキル取得に励むといったことが考えられます。
38「高濃度酸素原理」
周りの環境を変えるということでしょうか。
たとえば、自分が起業できるように、奥さんには仕事を頑張ってもらうとか、自分から積極的にアイディアを出して、社内の起業プロジェクトに参加するというのもいいかもしれません。
さて、発明原理を見渡してみるとまだまだ使えそうな原理があります。
せっかくですから他の発明原理にも当たってみましょう。
私の好きな2つの発明原理です。
13「逆発想原理」22「災い転じて福となる原理」
「好きなことを仕事にする」のではなく、「仕事を好きになる」のはどうでしょう?
まったく興味なんてないと思って始めた仕事も、実は奥が深くてやりがいがある仕事かもしれません。
今回の結論:
●「将来会社を辞めて趣味を仕事にして生きていきたいけれどちゃんと稼げるか心配」なら、今の仕事を辞めずにまずは副業をしたり、将来起業するときに役立つスキルを身につける。
● 仕事を続けながら起業の準備を進めておく。
● リアルなビジネスとオンラインのビジネスを並行してする。
● 稼げる目星が付いたら本業を辞める。
また、周りの理解も得ておく(特に家族)。
● 「好きなことを仕事にする」のではなく、「仕事を好きになる」
・・・なんだか今回はわりと当たり前の結論でした。
誰もが一生懸命考え尽くしていることだからでしょうね。
でもブレインストーミングだけで考えた時よりもたくさんのアイディアが浮かんできました。
この記事が、仕事をやめようかどうか迷っている人やそんな人が家族にいる人の参考になったらと思います。