Facebookの顔が似た人同士を結びつける発明とSNSに有効な特許

Facebookは、2017年4月3日に「画像類似を基礎としたソーシャルエンゲージメント」の特許を出願し、2018年10月4日にその内容が公開されました。

 

この発明の内容は、ネットワーキングシステムにおいて、ユーザーの画像を別のユーザーの画像とスコア化して比較し、似ているユーザーの存在を元のユーザーに知らせる技術です。

usptoより
usptoより

誰得!?と一瞬思ってしまいますね。

自分に似ている顔の人を発見したからといって、「やあ。ぼく、ジョージ。君の顔、僕に似ているね。生き別れの双子の弟だったりして」とメールする勇気なんてないでしょうし、そんなメール受け取った方は怖いですよね(メールの文面が悪い!?なるほど。)

 

まあ、私だったら、家で飼っている猫の顔でもアバターにして、「わたし、ミャッフィー。あなた、わたしと模様そっくりね。」とメールするかもしれませんが(しません)。

この特許って、フェイスブックよりもTwitterみたいに匿名アカウントの多いSNSにあったほうが便利なのではないかなと思います。

 

なぜなら、自分の写真を勝手に利用して使っている出会い系アカウントなどを突き止めることが容易になるからです。

(ちなみに、よくある出会い系サイトに誘導する若い女の子のアバターを使っているアカウントは、中身は男性だし、使っている写真はウエブ上にあったものを勝手に利用しているだけの肖像権を侵害しているものです。

「わかっていても、つい本当の女の子のように思って誘導されちゃうんだよね・・・」という人は、アバターの写真をグーグル検索などで検証することをお勧めします。目が覚めます。)

 

ところで、フェイスブックがなぜこのような特許を出願したかというと、SNS運営会社にとっては、ユーザー同士が繋がってSNS上でコミュニケーションをしてくれればくれるほど広告収入も上がりメリットが大きいからです。

 

だからユーザーを少しでも引き止めるため様々な技術を開発したり対策を練ってSNS上の交流を活性化させようとしています。

 

つまり、SNSを楽しんでいる間は、SNS運営会社の手の上で遊ばされているというわけですな・・・。

 

SNS廃人もたくさんいるから運営会社は上手くやっているなと思います。

 

しかし、SNSに辟易している人もたくさんいます。個人情報の流出問題もありましたし・・・。

 

フェイスブックだけでなく、Twitterなどもプロモーションが「うざい」ですし、お金さえだせば何でもプロモーション出来てしまうし、詐欺や犯罪の温床になっている面もあるので嫌ですよね・・・。

また、ユーザーもSNS疲れを感じているようです。知人が投稿したらいいねを強いられるのはシンドいでしょう。ずっと愛想笑いをしているようなものです。

 

実名アカウントの場合は、炎上してしまうような過激な発言は出来ません。
したがって、当たり障りのない「なんかいいこと言っている」投稿ばかりになってしまいます。

そんな投稿は相互フォローしている人たち同士でいいねしあうことになります。

まあ、SNSはそういうものだと割り切ってしまえばいいのかもしれませんが、それでは鍵アカウントで運営していたほうが気楽です。

 

私もSNSへの投稿は自動投稿が多いし(直接ログインする必要がない)、SNSは情報が公開されて怖いので、今のところ友達同士でアカウントをフォローするということもしていません。

お互いSNSをやっているということは知っているしたまに友人のアカウントを見ることもあるのですが、リアル友達とは特に絡んでいきません。

 

でも、企業にとってのSNSの重要性は理解しているので、企業の人には、SNSやって!特にインスタ!インスタ映えする写真撮って!と言っています。

自分はアカウントすら開設していないくせにね。

 

ログインIDとパスワードを共有すれば、複数人で運営できますよ。キャラが変わらないようにだけご注意ください。