かつて「おじいちゃんのノート」としてTwitterで話題になった中村印刷所がその特許をショウワノートにライセンスし、ショウワノートから見開きノートが発売されました。
起死回生をかけた特許だったとのことですが、明細書をみると、しっかり考え抜かれたものだということがわかります。
弁理士にきちんとヒアリングしてもらって大事に作り込んだのだなということが伝わってきます。
おじいちゃん、こと中村輝雄さんの場合は、お孫さんがTwitterで”マーケティング”をしてくれたためにこのように特許を活用することができましたが、日本には”優秀なのに日の目を見ない特許”が数多く眠っています。
テキトーに取った特許ではなく、アイデアをしっかり練り込んだ特許なら活用しなくては勿体無いです。
しかし、活用させるのは至難の業です。
だからといって最初から諦めていてはあっという間に特許権の期限が切れてしまいます。
ただ待っているだけでは優秀な特許もなかなか日の目をみることはできません。
おじいちゃんのようにTwitterを活用したり、その他のSNSも利用したり他にも様々な方法を使って保有特許をぜひ活躍させてあげてください!