ツンデレとメンヘラと育児

育児のためブログを休業(?)していましたが久々の投稿です。

ここしばらく育児ばかりで仕事中も子供が会議に乱入というカオスな生活をしていましたが、改めて「一緒にいる人を好きになる」という子供の習性を認識できました。我が家の子どもたちはママ命なのですが、なぜママを好きなのかというと、ママが素晴らしい人だからというわけではなく、単純に一緒にいるからなのですね。

無条件の愛を受けられるという意味では、子育て中は親にとってボーナスタイムなのかもしれません。毎日が必死過ぎて気付けませんけどね。

上の子たちは、ストレートに「ママ大好き!」と言ってくれる子たちだったのですが、末っ子は天邪鬼で、いつも「ママ嫌い」と言います。
「抱っこしてって言ってから5秒以内に来ないと嫌い」と言われているのですが、5秒は無理・・・。

「抱っこするのが遅かったからもうママ嫌いだよ」と可愛い顔をして言ってくるので、弱りきったメンタルで「・・・違うママがいいの?」と聞いてみたら「もー。嘘だよ、嘘。ママ大好きよ」と言ってくるので、完全に翻弄されています。

誰かに似ているなと思ったら夫でした。

家で子供を見ながらだと仕事にならないので仕方なくYou Tubeを解禁してしまったのですが、子供って同じ動画を何度も見るので、こちらも耳学習してしまうんですよね。そして、気になったことをググってしまうものですから非常に無駄な知識が増えました。知識を断捨離したいわ。

たとえばですね、バッグスバニーというアニメがありますが、主人公の恋人のローラは、「美人で理想的な恋人」という設定だったそうです。スペース・ジャムで初登場したローラはクールな性格をしていて、バッグスが一目惚れして彼女を追いかけていました。

参考:ルーニー・テューンズ

ところが、子供の見ている動画ではローラの性格は思い込みの激しいメンヘラに変更されていました。
深夜でも土砂ぶりの中部屋を覗きに来るようなクレイジーな行動を繰り返します。
めっちゃ怖いメンヘラなのですが、そのせいか子供が笑って何度も見ていました。
いや、実際にいるから。こういうメンヘラ。

メンヘラは常に愛と優しさに飢えているために、少し優しくされると簡単に惚れます。
「私は彼から特別に優しくされている」と勘違いし、ストーカーっぽくなることもあります。
あ、女だけじゃないね。男でも同じだね。
メンヘラは幼少期の生育環境が影響するらしいので、子供が小さいうちには愛情を注がねばと考えさせてくれました。

ありがとう、バックスバニー。ありがとう、メンヘラローラ!育児の役にたったよ!

それにしてもアメリカのアニメってアンクルグランパとかスポンジボブみたいにどこかネジが一本抜けているキモカワなキャラクターが多いですよね。
(個人的にはピッツァスティーブが好きです)