特許明細書で出て来る言葉の意味【略】【一時】

以前特許明細書で出て来る言葉の意味【隣接】という記事を書きましたが、一語しか説明を書かなかったので他の用語もご紹介しようと思います。

 

2語目は、「一時」。

英語にすると簡単に意味がとれますし日常語にもなっているので「One O’Clock?」と悩む人はいないと思います。

読み方は「いちじ」。意味は「臨時、暫定、仮」です。

英語だとtemporary,tentativeです。

 

さすがにこれは説明不要でしたね。

3語目に行きましょう。

 

3語目は「略」です。

こちらも特許公報に頻出します。

さあ、なんと読むのでしょうか?

 

 

答えは、「ほぼ」です。

英語だとapproximately,nearly,aboutといった訳語が当てられます。

日常語だと、「略す(りゃくす)」というように「大事なところだけ残して、他をのぞき去る。簡単にする。はぶく。」という意味で使われることの多い用語だと思います。

 

最初にご紹介した「隣接」、それから3語目の「略」が意外と読み間違えてしまうことが多い用語なのではないかなと思いました。

 

明細書って面白いですね。