年をとることが悪とされる社会で、年をとるほど愛される30歳の君

世間は,やれアンチエイジングだ育毛だ白髪染めだダイエットだシワ取りだ美魔女だと年齢に抗うことを善とする風潮があります。

まあ、確かにしわしわの老人よりはお肌ツルツルの赤ちゃんの方が可愛いのですが、年をとることが悪とされると、生きていることに絶望しか無いのではないかと思います。
昔とは違って30代のアイドルが普通に活躍している高齢化が進んだ現代日本では、アンチエイジングにより一層拍車がかかっているように見えます。

もちろん最近はありのままの美しさを重視し、無理なダイエットにノーを言ったり白髪を染めない流れは出てきていますが、年をとることは悪いことに結びつきやすいのが現代なのではないかと思います。

こんなこと書いている私も、体力の低下を激しく感じるので(一番上の子と末っ子の育児を比べると末っ子育児は体力的に追いつかなくなった)そういう意味では年をとることはあんまり良いことじゃないなと思っています。
あとは情熱や純粋さを失いがちという点もよくないですね。ただし、年をとってもその情熱や純粋さをずっと失わないようにしていれば、年をとることはプラスになります。
人生の楽しさという点から見ても、年をとった方が絶対に楽しいです。
何十年もかけることによって「自分」というものが確立してくるからです。

子供の頃のままの変わらぬ自分を、人生経験を積んだ自分が慈しんであげることが出来るので、弱々しい青さがなくなります。

そのため、若いときに戻りたいかと聞かれたら絶対に嫌です。
子供がいるせいなのかもしれませんが。だって、若い時に戻ってしまったら子どもたちに会えませんから。

中高年は、熟成した味噌みたいな感じですね。
年を重ねれば重ねるほど味わいが出てきます。

 

しかし、年を重ねても変わらないのに価値がより高まるものもあります。

それがブランドです。(唐突にブログの主題へ繋げる)

 

たとえば、任天堂の星のカービィは今年で30歳になるのですが、子どもたちから絶大な人気を誇っています。

私は子どもたちが欲しがるものだから星のカービィディスカバリーもアライズもカービィファイターズも全てのソフトを買い揃え、それだけでなく、家中カービィグッズで埋め尽くしています。
(書いそこねた30周年記念グッズはメル○リで3倍の値段で転売されていたのでそれは買いませんでした)

毎日一生懸命に子供のお世話をしているママよりもカービィのことを見て喜んでいるなんて・・・!
しかも、あの子若く見えるけどもう30歳なのよ。でも可愛いからみんな好きなのよ。

くそー!!

熟成した人間のふりしたけど、私はカービィに嫉妬してるくらいの腐りかけの味噌だわ!

ていうか、デデデ大王とドン・キホーテのペンギンって凄く似てるよね。デデデ大王グッズ買わずにドンキのペンギングッズでいいか。