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私は流行りに疎い人間ですが、子供たちはどこからか現在の流行りを家に持ってきてくれます。

そのうちの一つが、今年(2016年)大流行のノロウイルス。

 

昨年はインフルエンザで苦しんだので今年はインフルエンザの予防接種を受けさせたのですが、次女がノロを貰ってきて、それを長女に移してくれました(T T)。

 

手洗いうがいを徹底しているつもりだったのにこんなことになるとは・・・。

しかも一番遊びたいクリスマスシーズン。

可哀想です。

 

親も何度も病院へ連れて行くのは大変だし・・・。

 

ところで、次女がノロに感染してから数日後に長女にノロが発症したのですが、ちょうど病院が休みの日だったので、「次女に処方された薬を長女に飲ませてしまおうか」と考えてしまいました。

熱が39度もあったので。

 

でも、やめておきました。

熱さましを飲ませることもなくスポーツドリンクを飲ませ、温かくして眠らせました。

 

無理に解熱剤で熱を冷ましてしまうと、せっかく体がウイルスを追い出そうと頑張っているのにその努力を無駄にしてしまうと思ったからです。

他人の薬を与えるのは危険ですし。

 

この「熱が出る」という作用は、発明原理でいうところの「パラメータ変更」ですね。

「災いを転じて福となす」原理でもあります。

 

結局一日おいて病院へ連れて行きました。

そのときに処方された薬は次女に処方されたものとは少し違いました。

 

次女の飲み薬は赤いシロップと透明のシロップの二つだったのですが、長女の飲み薬は大きな容器に赤っぽいシロップが入っているだけでした。

 

それを見て、私は呑気に

「そういえば、薬の一包化も発明原理だよね。 先取り作用原理だ。

あ、組み合わせ原理にもなるのかな?

粉薬が一回分ずつ分けられているのは分割原理かな」

 

などと考えていました。

 

粉薬を水で飲むときの水の存在は「仲介」だし、薬についている色は「色の変化」です。

 

こうして見渡してみると、日常生活の中、人体のなかにまで発明原理はあふれているのだなと改めて感じました。

 

ちなみに、今では元気になった子供たちが悪戯・・・遊びまわっているので今度は私の熱が出そうです(笑)