昨年アメリカで先行スタートしているアマゾンのプライムワードローブ(amazon prime wardrobe) が先月から日本でも開始しました。
どのようなサービスなのかというと、アマゾンのサイト上でプライム・ワードローブの対象商品を3点以上8点まで追加しまずは自宅に送ってもらいます。
自宅で7日間の試着期間内に気に入った商品はそのまま購入できます。購入しないものはアマゾンのサイト上の返品ボタンを押して、返品できます。返品ボタンを押さなかった物は自動的に購入することになります。
商品の到着まで1〜3日かかりますが、送ってもらうときも返品するときも送料がかからないので、家にいながらアマゾンをワードローブとして使うことができる試着無料サービスといえます。
送料無料というのがすごいですね!!
アマゾンはアパレルに力を入れると宣言し、アパレル関連の特許も数多く取得していますし、本気度が伺えます。
ファッションのオンラインショッピングの一番の問題点は試着ができないことです。
それを、送料無料と1〜3日以内に宅配というスピード感で解決しています。
従来は、試着ができないと怖いのでアパレルは実店舗で購入するのが当然でしたが、その常識を打ち破ったのが靴の通販のZappos(ザッポス)です。
私は同サービスを日本で始めたロコンドを使用したことがあります。
スマホを眺めながら、気に入ったデザインのスニーカーを注文してみました。
届いた商品は色合いが微妙に違っていて、かつ、サイズも0.5センチ小さいほうが良いかな?と思ったのですが、返品が面倒だったのでそのまま買ってしまいました。
やはり、実店舗ほどの試着の気楽さは無いかなとは思いました。
しかし、アマゾンプライムワードローブでは、一度に多くの服を試着できますし、返品手続きも簡単です。
実店舗で何度も着替えるのは面倒なので、家で着替えることができるメリットは大きいと思います。
ただ、ファッションというものは」流行り廃りが激しく、今年買っても来年は着ないということが多いものなので、服のレンタルサービスが強力なライバルになるだろうなと思いました。
流行りが過ぎた服はタンスの肥やしにしかならないので、所有するよりも少しの期間だけ借りる方がお手軽で良いと思う人も多いでしょう。
定番の商品は購入するでしょうが、ファッションを楽しむにはレンタルの方が気楽です。
同じ家に住んでいる兄弟姉妹やシェアハウスの住人で服を貸し借りし合うということができれば服は更に活用されるのでアマゾンプライムワードローブで購入するのも良いのでしょうが・・・。
ちなみに、私は、個人的にはレンタルファッションサービスは女性だけでなく男性も積極的に使っていってほしいと思います。
なぜなら、ファッション一つで外見がガラリと変わり、性格まで外交的になってしまうから!
「自分なんて・・・」といつも地味なシャツとジーンズというファッションの人がオシャレな服を着てファッションの楽しさに気づき、「俺ってイケてるじゃん」と自信を持ち、積極的な性格になるというストーリーが好きですw
なお、コーディネイトをしてくれるサービスもありますが、どこも高額なので、コーディネイトサービスに数万円ものお金を費やすよりも、服をレンタルしていろいろなコーディネイトを試して自分の力で勉強していくほうが実力がつくと思います。
「プロのコーディネイト」といっても、必ずしも意中の人のファッションセンスにドンピシャというわけではありませんからね。
まあ、ファッションというものはモテるためだけにするものではありませんし、むしろ、自分が楽しむためのものでしょう。
女性で言うと、婚活用の男受けする服よりは女性同士で会うときの服を選ぶほうが楽しいという人が多いですし。
ファッション関連のサービスはまだまだ面白いものが出てきそうです(^^)