妖怪ウオッチ(日本で人気のテレビアニメ)に「リモコンかくし」という妖怪が登場してしまうほど、テレビのリモコンはよく姿を隠します。
わざわざテレビの所まで行かなくてもテレビをつけられるというメリットを享受するためのものなのに、使いたい時にすぐ見つからないのでは意味がありません。
そこで、この日常的な問題を解決してみたいと思います。
まず、IFRとSLPを使って想像してみました。
すると、お伽話に出てくる働き者の小人が私の前に現れました。
小人「ご主人様、御用はなんでしょうか?」
私「テレビつけて」
小人「お安い御用です!どのチャンネルにいたしますか?」
私「私の好きそうな番組」
小人「今の時間帯は残念ながらご主人さまの好みの番組は放映されておりません。代わりにこちらのドキュメンタリー番組はいかがですか?
インターネットで見ることができます。」
私「じゃあ、それお願い」
小人「承知いたしました!テレビの画面に映しますね。どうぞお楽しみください!」
こんな感じで、召使がテレビをつけてくれればいいという結果になりました(笑)
しかし、私にはこんな小人さんロボットは作れそうもないので、別の方法で問題を解決したいと思います。
今度は矛盾マトリクスに当てはめたいと思います。
リモコンを使うと時間を短縮できるけど、すぐに見つからなくなる。
ということは・・・
改善するパラメータ「時間の損失」
悪化するパラメータ「検出と測定の困難さ」
でしょうか??
違う気はしますがとりあえず当てはめてみます。
18「機会的振動原理」
リモコン自体の性質ですね。
28「メカニズム代替原理」
リモコンの代わりに携帯電話で代用できます。たいてい個人の近くにあるものですから便利ですね。
個人が身に着けている時計や指輪やメガネなどで代用するのもいいかもしれません。
32「変色原理」透明テーブルの中にリモコンを収納出来るようにしたらどうでしょう?
または、よく座るソファの近くの壁にリモコンを埋め込んでしまってもいいかもしれません。美観を損なわずに役目を果たすことができます。
10「先取り作用」
無くなることを想定して、複数のリモコンを装備しておくといいかもしれません。
またはテレビの方から人間の方に近づいてくるのもいいですね。
超軽いテレビならそれが可能です。
または、リモコンが飛んで戻ってくるのもいいですね。見えないゴムひもで一箇所に固定してはどうでしょうか?
先ほどはリモコンが見つからなかった状態から考えましたが、そもそもリモコンがなく、テレビに取り付けて使用するとどうなるでしょうか。
悪化するパラメータは「移動物体(人間)の動作時間」で
改善するパラメータは「検出と測定の困難さ(テレビが見当たらなくなることはない)」となるでしょう。
25,34,6,35と出ました。
順番に見ていきます。
25「セルフサービス原理」
リモコンを使わなくてもテレビが勝手についたり消えたりしてくれれば楽です。
音声認識されるようになるといいかもしれません。
小人さんがいなくてもテレビが勝手についてくれると助かりますね。
34「排除再生原理」
主電源が付いているときはどこにでも移動できるが、主電源が消されると元に戻るとか・・・?
ちょっと思いつきません。
6「汎用性原理」
携帯電話やスマホ、その他ウェアラブルデバイスをリモコンの代わりに使えるといいですね。
35「パラメータ変更」
リモコンではなくて、テレビの一部が遠くまでぐにゃんと伸びて、手を離すと元に戻るような材質で作れないでしょうか。
ゴムか磁石のような性質を持っているといいでしょう。
またはその他にも何か有効な材料はないでしょうか。
さて、2つの面からいろいろ考えてみたのでまとめてみます。
● デフォルトで複数のリモコンを用意する。
● 各種携帯電話やスマホ、その他ウェアラブル端末でチャンネルを変えられるようにする。
● 部屋の美観を損なわないようにリモコンの色とデザインに気を配る。
● 「リモコン置き場」を定めて、そこから移動した場合には自動で戻るようにする。
場合によってはテレビにリモコンを内蔵させて、その部分だけが手元に来られるようにする。
最後のは個人で実現するのはちょっと難しそうです。
ちなみに、私の夫はリモコンが必要なときには魔法の一言を言うだけですぐにテレビをつけることができます。
「ねえ、テレビ付けて」
我が家には小人より大きなお手伝い好きな子がいるので働かせています(^^;)
*例によってこの記事も旧ブログ「問題解決中」からの転載です。
3年前に書いたときはこんなこと書いてしまったけれど、今はAmazon echoとか話しかければ答えてくれるプレーヤーが出現しましたね。
Amazonで調べたら1万円のポータブルスピーカーが2000円になっていたけど本当に元値は1万円なのかな?w
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