塩野義製薬は今年10月に子会社を設立します。そこでは、特許が切れた自社の医薬品の製造と販売を行います。

これにより、本社は新薬の開発と販売に経営資源を集中できます。

 

従来は、既に販路が確立され、一定の収益を確保できる特許切れ薬は、製薬会社の経営を支えてきました。

しかし、ジェネリック医薬品(後発薬)の普及で市場が縮小してきたため、新薬メーカーは後発薬メーカーなどへの製造販売権を売却するようになってきました。

 

なぜジェネリックメーカーが長期収載品を継承するのかというと、お医者さんの中にはジェネリックを嫌う人も多い中、ブランド力のある長期収載品を持つことにより、ジェネリックを医療機関に営業する際に効果的だからです。

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最近では、政府の薬価制度の改革で、特許切れ薬の価格がさらに引き下げられることになったので、後発薬メーカーへの売却も難しくなってきました。

結果として、塩野義は今後、子会社からの販売を強化します。

 

子会社からの販売によりどれだけの利益があがるのか、そして、ジェネリックメーカーはどのように営業を行っていくのか、気になるところです。

 

なお、製薬会社MRの営業の仕方や転職についての記事も書きましたので興味のある方は御覧ください。

中小製薬会社・ジェネリック医薬品メーカー勤務のMRが転職すべき理由