先月、きのこの山が立体商標登録を受けましたが、明治は、今度はたけのこの里も立体商標登録出願したようです。
きのこの山だけじゃ不平等ですものね。
もちろん、たけのこの里は100%登録されるとは決まっていません。
立体商標の登録要件は非常に厳しいのです。
(登録要件についてはリンク先の私の知財サイトで立体商標について説明しています)
しかし、たけのこの里はきのこの山と同じように、指定商品の形状そのものの域を出ないとはいえませんし、きのこの山と同じくらい有名ですし、こちらも立体商標登録されそうですね。
明治の取り組みを見て、他のお菓子の会社も立体商標登録出願して来るのでしょうか。
しかし、上述したように、立体商標の登録要件は厳しく、半端な商標では登録されません。
過去に菓子で登録された例を見ると、誰でも知っているようなお菓子ばかりです。
たとえば、以前カプリコの頭の話で記事にした「カプリコ」や、「ジャイアントコーン」、「パピコ」は立体商標登録を受けています。
チューインガムについても立体商標登録を受けていますよ。
いずれの立体商標も一度は目にしたことがあるはずです。
ジャイアントコーンは、昔ジャイアント馬場さんの出演したCMで話題になりました。
パピコは宇宙兄弟でセリカさんの好きな食べ物の一つでもありますしね(笑)
森永製菓からは「キョロちゃん」「ポテロング」が立体商標登録されています。
不二家は「ペコちゃん」ですね。
これらのお菓子に匹敵するくらい有名なお菓子でまだ登録されていないものというと、さて何でしょう?
亀田製菓の柿の種?
でも、柿の種の元祖は別の会社ですよね。
今では様々な企業から柿の種が販売されています。
したがって、柿の種が立体商標登録されることはないでしょう。
他にはどんなお菓子があったかな〜。