*この記事は旧ブログ「問題解決中」の記事と同じです。実際に描かれたのは2年ほど前です。リンクを下さっていた方はこのブログのアドレスに設定し直してくださると助かります。
クラークの三法則のひとつに、
「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない。」という法則があります。
新しい技術に出会う度にこの法則を実感します。
3Dプリンタなんて、何も知らない人がみたら、「何もないところから物を生み出す魔法」に見えますよね。
昔のSF映画やSF小説を見ていると、既に生み出されてしまった、または生み出されそうな技術に出会うことがしばしばあります。
たとえば、スター・トレックは1960年代に創られた作品ですが、その中に出てくる技術のいくつかは実現されています。
スター・トレックに先見の明があったというより、スター・トレックを真似て技術者たちが頑張ったというべきでしょうか。
さて、昔の本の中には「魔法のような技術」が沢山出てきますが、それが現代では、すでに魔法ではなく実現化してしまっているなーと思う本に出会いました。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4480431470/ref=as_li_qf_sp_asin_il_tl?ie=UTF8&tag=charuamazon-22&camp=247&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=4480431470&linkId=6286a0376a10127f002604e649aa5d0b
昭和46年に刊行された真鍋博氏の「超発明」です。
この本には、真鍋氏の考えた夢の発明が200近く載っています。
この「夢」の発明、幾つかは既に夢ではなくなっています。
たとえば、「部分体重計」。
脂肪太りや水太り、筋肉太りかを計って部分ごとの重さを表示してくれる体重計です。
現在では体脂肪計は普通に売られています。
40年前にはこんな体重計、夢の発明に過ぎませんでした。
でも、20年もたたないうちに体脂肪計は発明されました。
この本には、また、「パーソナル把手」という発明もあります。
ドアノブが個人の指紋に同調するというものです。
これも存在しますね。
それから、「三次元鉛筆」
立体に書ける鉛筆です。
これは5年以内に実用化されそうな気がします。
この他にも40年前には「夢」でしかなかった発明が40年後の現在では現実化しています。
ということは、今現在夢でしかない発明も40年後には実用化しているのでしょうね。
いえ、技術の進歩は目覚ましいため、1970年代から2015年の技術を予想するよりも、もっと前進した技術が実現化されているでしょう。
攻殻機動隊のように、全身義体の人もいるかもしれません。
脳が直接インターネットにつながっているのかもしれません。
ドラえもんのポケットのように、異次元から何かを取り出せるかもしれません。
タイムマシンやどこでもドア、ドラゴンボールのホイぽいカプセルも発明されているかもしれませんね!
どこでもドアが実現したら、ドラクエの魔法ルーラを実現したことになりますし、本当に、高度に発達した技術は魔法のように見えることでしょう。