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台風等、悪天候の影響で野菜の価格は容易に高騰してしまいます。

 

そこで、家計を圧迫する食費を軽減するためには「野菜を買わない」という選択肢を採ることが考えられます。

 

しかし、野菜は高いからといって食べずに済ませるわけにはいかないものです。

 

そこで、次善の策として考えられるのが、「野菜に変わるものを買う」という方法です。

 

たとえば、野菜に含まれるビタミン等を目的として野菜を摂取している人は、ビタミンサプリを買うという方法が考えられます(野菜に含まれる栄養素はビタミンだけではありませんしサプリ自体高額なのであくまで代替案の一つです)。

 

また、とりあえずおなかが膨れればいいと思ってダイエット目的で野菜を食べている人は、こんにゃくやチアシードを採るという方法が考えられます。

 

さらに、台風でも値段が変わらない野菜を食べるという方法も考えられます。

「台風でも値段が変わらない野菜」とは、きのこ類やもやしなどです。

 

さらにさらに、野菜ジュースや冷凍野菜、野菜のお惣菜を買うという方法も考えられます。

 

通信販売で野菜の宅配やカット野菜を頼んでみるのも良いかもしれません。

 

このように「野菜を食べる」目的によって採り得る手段は変わってきます。

 

しかし、上記した手段は短期的には有効な方法かもしれませんが、長期的には採りづらい方法です。

 

そこでお勧めしたいのが、「普段は捨ててしまう野菜の部位を使って料理をする」という方法です。

 

この方法が身につけばエコで環境にやさしいですし節約にもなりますし捨ててしまう部位は栄養価が高いことが多いので一石三鳥です。

 

しかし、いくらお得でも「まずいものを渋々食べる」のでは食の楽しみが減ってしまいますし、手間がかかるなら時間の無駄です。

 

そこで、ズボラな私がお勧めしたいのは、「手間をかけずに野菜の捨ててしまう部位も美味しく調理する」という方法です。

 

たとえば、しいたけの石づき、ブロッコリーの茎、キャベツの芯、大根の葉のようにそれ単体で食べるとマズイものを美味しく調理します。

 

具体的には、「小さく刻んで油で炒める」だけです。

 

これらの野菜がまずいのは、食感が悪いからです。

でも、ちいさく刻んでしまえば味もしみこみやすくなりますし、食感も気になりません。

 

オリーブオイルやごま油で炒めれば香りも良く、ごちそうに変身します。

 

個人的にいろいろ試してみた結果、やはり油で炒める方法が一番です。

スープに入れたり煮物にしても良いのですが、味や食感を良くするには油の力が必要です。

私や家族が油好きなだけかもしれませんが・・・。

しかし、良質の油は身体に必須のものですので、ダイエットしている人にもお勧めです。(ちなみに我が家には子供も含め、標準体重を超える人はいません)

 

福田家ではこれらの野菜を玉ねぎと一緒に炒めることが多いです。

玉ねぎの甘みがしみこんで、お塩を振りかけるだけで美味しい野菜炒めになってしまいます。

 

そのまま野菜炒めとして食べても構いませんし、カレーや焼きそばにしても美味しくいただけます。

 

私は週末に野菜を大量に切り刻み、大量に野菜炒めを作り置きし、一週間かけてシチューやドリアなどいろいろな料理に変身させています。

 

このほかにも、野菜の芯や皮はお漬物やきんぴらにしても美味しいと思います。

 

ご自分の舌で新たな「捨て野菜レシピ」を発明してみてはいかがでしょうか。

 

さて、長期的に採りうるお勧めの手段としては「自分で野菜を育てる」という方法もあります。

 

ただ、これは節約にはなりますが、かなり難しいすし(娘に世話を任せたミニトマトもハーブも枯れました・・・)量は採れません。

 

そこで、「農園を借りて野菜を育てる」という方法を採ります。

 

最近では農地の一部を貸し出してくれる農家さんがいたり、都心でも「シェア農園」というものがあったりします。

土と触れ合うのは精神的にもプラスになりますし過剰な農薬の使用を心配する必要がありません。

 

家に庭が無い人にはお勧めの方法です。

 

というわけで「野菜価格が高騰していて家計を圧迫している」という問題についての解決策を提示してみましたが、何か使える策はあったでしょうか。

 

私としては、「野菜の全ての部位を無駄なく使う」のが一番のお勧めですが、向いている人には「家庭菜園で育てる」のも良いと思います。