有斐閣のホームページに有斐閣の書籍の違法複製、転載、アップロード等された事例が掲載されていました。
たとえば、行政書士が、自身のブログに有斐閣の書籍「契約書作成の実務と書式」を書体をです・ます調に変え、見出しの位置にも少し修正を加えただけで掲載していた例が載っています。
こういうことしている人、多いですよね・・・。
他にも、保険コンサルタント会社が有斐閣の書籍を複数回に分けて一冊分丸々掲載しています。
掲載したのはこのコンサルタント会社ではなく、記事執筆を依頼された業者ですが、なんというか、著作権への意識がゼロですね・・・。
法律系ライターの著作権侵害については、私もサイトの記事を大量に転載されたのでうんざりしているところです。
ウェブ上に掲載されているからって勝手にコピペして使っていいわけじゃないんですよ!!
著作権の記事までコピペするので開いた口がふさがりませんよ・・・。
それに比べて、ブロガーさんたちのマナーの良さといったら・・・。
きちんと引用の要件を守って引用してくれます。
業者やライターはブロガーさんたちの爪の垢でも煎じて飲むべきです(-_-;
有斐閣の書籍「知的財産法」については、大手留学予備校により大量複製されていました。
知的財産って、財産なんだよ・・・。勝手にコピーしちゃいけないんですよ・・・。
もう、有斐閣の気持ちが痛いほどわかります。
某大学では、大学教授が判例百選を自分のレジュメに綴じ込んで販売しています。
アホですかっ!
これらの事例は氷山の一角で、著作権侵害事例は山のようにあります。
侵害が発覚するのは内部告発だったり一般人による通報だったり有斐閣の人が大学生協で見つけたりいろいろです。
有斐閣の書籍の無断複製を見つけたら、有斐閣のお問い合わせフォームより通報してあげてください・・・。
ちなみに私のサイトの無断転載も一般の方からの通報で教えてもらったことがあります(知財セミナーに参加したら、私のサイトの文章が口調を変えてそのまま掲載されていた)。
あまりにも酷いのでやる気がなくなってサイトの更新を止めてしまいましたが・・・(T_T)
ウェブサイトを運営する人や、大学教授は必ず著作権を勉強してください。
無断転載は著作権侵害ですよ・・・。
法律系は大学のレポートでもコピペ利用している人が多いです。
大学教授も生徒に著作権法を教えないといけませんね。
でも、立教大学の中原淳先生のように、半端な著作権の知識をひけらかす人もいるので大学の先生がまず著作権法を学ぶべきですね。
中原先生のことはもういいですよ(^^; 金魚電話ボックスと著作権のときにはコメント欄とSNSで誹謗中傷は受けましたが、他の方たちが加勢してくれたおかげで私が著作権法の解釈を間違っていたわけではないことが証明されましたし。