*この記事は旧ブログ「問題解決中」の記事と同じです。実際の日付は2年ほど前です。リンクを下さっていた方はこのブログのアドレスに設定し直してくださると助かります。

料理は創作欲を刺激し楽しいものですが、毎日用意しなければならないものなので、かなりの負担です。

特に働いていて帰ってきてから創るとなると、そんなに時間をかけてもいられません。

そこで今回は、時間をかければ料理の質があがることはわかっているが、そんなに時間をかけられない(かけたくない)という問題を解決したいと思います。

理想は、じっくり時間をかけて最高の食事を創ることですが、その時間がないのです。

ですから、手間のかかる料理は休日に回して、普段の食事を手早く準備する方法を考えていきます。

外食や出前を取るという手段は「食事の準備」に当たらないので除外します。

まず、ブレインストーミングで思いつく手段を列挙すると、

前日に下ごしらえをしておく

お惣菜を買ってくる(一応準備ということで・・・)

という方法が思い浮かびます。

この他にも何か良い方法はないでしょうか。

矛盾マトリクスに当てはめてみたいと思います。

改善するパラメータは、料理の質が上がるわけですから「信頼性」でいいでしょう。

悪化するパラメータは「時間の損失」です。

10,30,4と出ました。
順に当てはめてみます。

発明原理10「先取り作用原理」

これはブレストでも出しました。前日のうちに下ごしらえを済ませておくと、仕事から帰ってきてすぐに調理できます。

土日のうちに一週間分の料理の下ごしらえをしておくのもいいかもしれません。

冷凍庫を使えばそれが可能です。

発明原理30「薄膜利用原理」

ラップも料理には大活躍します。

レンジでチンの段階にまで準備しておけばすぐに食べられます。

また、「家族の協力を仰ぐ」というのもこの原理かもしれません。

発明原理4「非対称性原理」

対称性がある方が料理の見た目は美しくなりますが、あえてそのバランスを崩すことも有効です。

たとえば、お皿にもりつけるときは、両側から均等に並べるよりも、片方にサッと付け合せを盛りつけてもう片方には丁寧にメインディッシュを並べます。

立体的に盛り付ければ見た目が美しくなり、付け合せの位置が多少ずれていても気になりません。

今回はあまりぱっとした問題解決が出来ませんでした。

料理のような卑近なことはだれもが毎日することなのでアイデアは出尽くしているからでしょう。
発明原理30「薄膜利用原理」と発明原理4「非対称性原理」については非技術的な事柄への当てはめがもっと上手く出来るようにしたいです。