寝坊したり二度寝するというのは、自分の体はまだ眠りたいのに、外部の力によって(学校や会社)起きなくてはいけないという矛盾が生じています。
矛盾が生じているということはいつもと同じように矛盾マトリクスにあてはめて、発明原理を使えば問題解決できますね。
改善するパラメータは生産性や時間の損失で、悪化するパラメータは、パワーや物体が受ける有害要因でしょうか(ちなみに、この解決策は新版マトリクスにしかのっていません。旧版は空白になっています)。
しかし、新版のマトリクスは複雑で難しいです。私のような問題解決初心者には、「使えそうな解決策を手当たり次第に当てはめる」方が楽なくらいです。
というわけで、以下は発明原理名すら書かずに解決策だけを書いていこうと思います。
寝坊や二度寝を防ぐ方法
1.早く寝る
早くお布団に入れば、睡眠時間を十分にとることができ、睡眠不足でつらい、ということがなくなり、理想的な解決策です。
また、普段忙しくて、自分の時間(たとえば、資格試験の勉強のための時間など)をとれない人にもお勧めです。早く寝て、早く起きるのです。
朝起きたばかりで頭がシャキッとしている会社に行く前の30分間は一番集中できる時間ですよ!
2.枕元に水を入れたペットボトルを置いておく
目が覚めたらすぐにその水で目を洗います。または、水を飲みます。
物理的にすっきり感を与えることで、眠気が吹き飛びます。
同じように、枕元にレモンやグレープフルーツを置いておくのも良いかもしれません。敏感な人は匂いを嗅ぐだけで眠気がとれます。
3.夜寝る前にお風呂に入らない
学校や会社では人に会うので髪のべたつきや体臭が気になる人(特に中年以上の男性は加齢n臭)は、朝シャワーを浴びないわけにはいきません。
必然的にシャワーを浴びなくては!という意識になり、熱いシャワーを浴びると頭がシャキッとします。
4.目覚ましアプリに頼る
最近は、一定の作業(計算など)を終わらせるまでは目覚まし音が鳴りやまないアプリがあります。
通常の目覚ましに加えて、そのようなアプリに頼ってみるのも手です。
5.モーニングコール
どうしても寝坊が許されない日だけは家族や友人などにモーニングコールをお願いしておくとよいでしょう。
6.目覚ましの音量を大きくする&遠くに置く
お布団から抜け出して歩かなければ止められない場所に目覚ましを置きます。
一度起き上がればわざわざお布団に戻らないでしょう・・・!?
7.お布団の中でストレッチや筋トレをする
体を動かすと目が覚めます。
息が切れるような筋トレは効果的ですが、筋肉を傷めるので、まずはストレッチをしたほうがよいでしょう。思いっきり伸びをするだけでも気分が良くなります。
8.寝る前にたくさん水を飲んでおく
朝になると尿意を感じて起き上がらずにはいられなくなります。
ただし、程度によっては深夜に起きだしてしまいかねないので注意。
9.カーテンを開けっぱなしで寝る
朝になると朝日が差し込んでくるので自然に起きられます。
でも、季節や天気によっては朝になっても暗いですし、ちょっと不用心かもしれません。
10.そもそも寝ない
逆発想原理です。徹夜してしまえば寝坊しませんし、「家で寝ない」で「会社で寝る」のなら遅刻もありません。最終手段としてはありでしょう。
まとめ
メカニズム代替原理や先取り作用、パラメータ変更など、ごく普通の発明原理を利用して問題解決をしてみました。
複数の目覚まし時計やスマホアラームを遠くに置いておくのが一番簡単なのではないかと思いますが、人によっては他の解決策の方が合っているかもしれませんね。