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先日、任天堂スイッチについての記事を書きましたが、製品発表日まで商品名は見事に隠されていました。
しかし、商標登録出願は行われていました。

どうすればこのようなことが出来るのでしょうか。

 

たとえば、方法の一つとして、「会社名ではなく、別の会社名や個人名で商標登録出願する」ことができます。

任天堂株式会社という名称で商標登録出願してしまうと、全世界の任天堂ファンやメディアの人間等が任天堂という会社名で出願中の商標について検索してしまい新製品名が発表前にバレてしまいます。

 

しかし、任天堂という名称を使わずに別の人に出願してもらい、新製品発表後に譲り受ければ無事にその商標を手にすることができるのです。

 

また、別の方法としては、「出願内容が公開されないパリ条約の同盟国(スイスなど)等である国に商標登録出願を行う」ことも考えられます。

そして商標の出願から6か月以内に優先権を主張してその商標と同一の商標について日本で出願します。

 

これで、新製品発表日まで出願している商標の内容は公開されません。

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ただし、この方法にはデメリットもあります。

 

それは、「まだ商標の出願ないようについて審査されていないため新製品発表後に商標登録出願が拒絶されてしまう可能性がある」ということです。
すると、大々的に発表イベントやCMを流したのに、結局後になって「商標を採れなかったので名称を変更しました。任天堂スイッチ改め、任天堂シフトです。どうぞよろしく」なんてことになってしまうのです。

 

こんな事態を防ぐためには事前に先願商標調査を十分に行う必要があります。

ただし、他社も同じような方法を用いて商標登録出願していた場合、先願商標調査をしても検索に引っかかってくれません。

 

こうなるともう交渉くらいしか打つ手はありません。
怖いですね(><)

 

この点、アップルのようなアメリカの会社の場合は、このデメリットが少なめで非公開で商標を出願できあす。

 

なぜなら、アメリカは商標に関しては使用主義国だからです。
商標調査の段階で他社の使用商標は引っかかってくれるのです。

 

任天堂だけでなく、appleの新製品名もまた、世界中の人が注目しますから知りたいところですが、制度をうまく利用して隠しているわけです。

いや~、商標ってホント面白いですね。では、サヨナラ、サヨナラ。