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「リクルートcom」という求人サイトを立ち上げた無職の男が不正競争防止法違反で逮捕されたというニュースをつい先程見ました。

 

最初、私は、ドメインの不正取得だから不正競争防止法2条1項13号違反だと思ったのですが、著名表示冒用行為(不正競争防止法2条1項2号)違反での逮捕なんですね。

 

刑事罰も与えるためかしら。

著名表示冒用行為なら刑事罰の適用がありますから。

 

ちなみに不正競争防止法2条1項2号はこんな規定。

「自己の商品等表示として他人の著名な商品等表示と同一若しくは類似のものを使用し、又はその商品等表示を使用した商品を譲渡し、引き渡し、譲渡若しくは引渡しのために展示し、輸出し、輸入し、若しくは電気通信回線を通じて提供する行為」を不正競争としています。

 

逮捕された鈴木淳司容疑者らの手口は、「無料」であるとして求人広告を募り、一定期間が経過すると「料金が支払われていない」として広告掲載料を請求するという詐欺です。

107の法人から1200万円を超える掲載料を詐取したとか・・・。

 

一体どんなサイトなんじゃろ、と思って調べてみました。

 

ドメインは、http://recruit-com.net/で、

サイト名は、リクルートcomです。

sponsored link

運営会社は株式会社MHAとされています。

 

で、株式会社MHAで調べてみたら、同じく東京に医療機関向け運営支援をしている同名の無関係の会社が存在しました。

 

恐らく、鈴木容疑者から掲載料を請求された企業は、運営会社を調べて、しっかりしている会社なんだな、リクルートの関係会社なんだろうなと勝手に勘違いしてしまったことでしょう。

 

ウェブにちょっと詳しい人だったら、http://recruit-com.net/というドメインもリクルートcomというサイト名も怪しいということに気づきますが、サイトは色使いも黄色を基調にしていていかにもリクルートという感じなので、騙されてしまうのも仕方ないでしょう。

 

ドメインの取得は2017年の11月で、12月からはもう「活動」を始めています。

 

まあ、なんというか、一言でいうと、「不正の目的」有り有りで、リクルートホールディングスにも掲載企業にも更には株式会社MHAにも迷惑をかけまくっている詐欺行為なので、刑事罰を課した方が世のため人のためですね。

 

「有名な会社の商号を利用してお金稼ぎ」をビジネスにしたら、恥ずかしいし自分の将来を潰すことになるので、「俺も一稼ぎ!」と思っている人は、鈴木淳司容疑者の二の舞いにならないようにお気をつけください・・・。