*この記事も2年ほど前に書かれたものです。
下町ロケットの放映が始まってから、佃製作所で働きたい人が急増しているようです。
というわけで、今日は佃製作所で働く㊙テクニックをお教えしたいと思います。
まず、ひとつ目の方法は、
自分が佃製作所を創る ということです。
創業者として頑張ります。
・・・でも、そんな答えは望んでいませんよね。
自分が佃製作所に入りたいんですよね。
というわけで、佃製作所を探す方法に絞ってみましょう。
しかし、佃製作所を見つけるには、大前提として、何を持って「佃製作所」であるか定義しないといけません。
「価値の高い知的財産権を保有している会社」
「社長が気さくな会社」
「財務が安定している会社」
「従業員同士で仲良く飲みに行ったりタバコを吸いながら悩みを相談できる会社」
「反発し気味だけど実は人情深い営業のいる会社」
「中小企業だけど設備が整っている会社」
「優れた技術者がいる会社」
「イケメン従業員がたくさんいる会社」
「殿村さんみたいな人がいる会社」
「社長の趣味がボーリングの会社」
「社員食堂のメニューにうどんが多い会社」
「社長の娘が可愛くて優しい会社」
「社長の別れた奥さんが敏腕弁護士と知り合いの会社」
一つ一つの条件だけを満たす会社ならどこにでもありそうです。
(後半4つはジョークです)
でも、上記のうち全ての条件が揃っている会社なんて存在しません。空想の世界にしか。
したがって、佃製作所で働くには、上記の条件のうちなるべく多くのポイントを満たしている場所を見つけなくてはいけません。
大企業じゃないけど経営状態が良くて、価値のある特許権を保有していて、人間関係が良くて、技術者(従業員)たちの能力が高くて、設備が整っていて、リーダーが魅力的。
・・・って、あれ?これ、佃製作所じゃなくてもこういう会社ありますよね。
特許権のところを商標権や意匠権と読み替えたり、技術者のところを従業員と読み替えれば、どんな分野の会社でもありそうです。
必ずしもロケット部品のようなモノづくりをしている会社である必要はありません。
アパレルでもいいですし、サービス業でもいいでしょう。
要するに、どんな分野にでも佃製作所は存在するのです。
日本には大企業よりも中小企業の方が多いのですから、たくさん見つかるはずです。
もちろん、「魅力的な社長」や「良い人間関係」というのは入ってみなければわからない点も多いとは思います。
でも、インターネットを利用すれば社長のブログやTwitterのつぶやきなどを見ることが出来ますし、そうしたちょっとしたことから人柄というものが垣間見えるはずです。
特許権や商標権のような知的財産権は公開情報ですから、簡単に調べることができます。
ですから、インターネットを利用すれば、佃製作所を見つけ出すことは出来るのです。
ただ、大きな問題が一つあります。
それは、
たとえ佃製作所を見つけたとしても、そこで雇ってもらえるかどうかはあなた次第
ということです。
いくらあなたが佃製作所に惚れ込んで猛アプローチを繰り返しても、佃製作所からNo thank you.かもしれないのです。
というわけで、結論。
➀佃製作所で働くには、インターネットを駆使して公開情報を頼りに佃製作所を見つけ出す。
➁そこで雇ってもらえるように自分の能力を磨く。
以上です。
願わくばあなたが佃製作所に入社出来ることをお祈りしています!