*この記事は旧ブログ「問題解決中」の記事です。実際に書かれたのは2年ほど前です。

NARUTO(ナルト)やBLEACH(ブリーチ)、ONE PIECE(ワンピース)といった人気マンガが載っている雑誌(要するに週刊少年ジャンプ)の内容を発売前に海外の海賊サイト「mangapanda(マンガパンダ)」に公開したとして埼玉県の69歳の会社員と中国人(合計4人)が先月末に逮捕されました。

 

この逮捕された日本人の日高容疑者という人は、配送会社の社員で、印刷会社から送られてきた雑誌の最新号を別の配送会社に配送する際に抜き出し中国人に渡していたということです。

 

このようなことは、配送業者なら誰にでも出来てしまいます。

 

怪しげな人から高額の謝礼を渡すからと声をかけられたらあなたならどうしますか?
給料は安いし、謝礼をもらえるなら、安い雑誌の一冊くらいあげてしまおうと思いますか?

 

そして、捕まったら日高容疑者のように「本を渡しただけ」と主張して罪を逃れようとしますか?

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ジャンプは一冊当たり200円程度のものです。

 

しかし、本という物自体よりもその本の内容、著作権(知的財産権)の方が桁違いに価値があります。

 

もし、本の窃盗なら、損害額はたいしたことがありません。

 

しかし、著作権侵害の場合は、被害額は膨大です。

 

日高容疑者が手伝わなければ中国人たちは発売前のジャンプを手に入れることができなかったわけです。
ですから発売前の本を中国人に渡してしまった日高容疑者は手伝っただけなので罪を逃れられるとしたら大変です。

 

したがって、この容疑者は「本を渡しただけ」とはいえ、処罰を免れることはできません。

 

「共犯者」として刑罰を受けることになります。

 

たとえ「本を渡した」だけで、実際にアップしたのは中国人だったとしても、「幇助」行為に当たりますから。

 

というわけで、配送業者や発売前の雑誌を入手できる機会がある人は、くれぐれも怪しい美味しい話には乗らないようにお気をつけください。