今日はミッキーマウスの90歳の誕生日!
ミッキーマウスは、1928年11月18日にアメリカ合衆国で公開されたディズニー制作の短編アニメーション作品である『蒸気船ウィリー』で初めてお目見えしました。

そこで、今日はミッキーマウスにまつわる知財の話をしましょう。

ミッキーマウスのデザインパテント USPTOより
ミッキーマウスのデザインパテント USPTOより

 

ミッキーと知財・・・と来たら、やはり、ミッキーの著作権問題でしょう。

 

さて、ミッキーマウスの著作権って切れているのでしょうか?

 

アメリカでは、1988年に制定されたソニー・ボノ著作権延長法(Sonny Bono Copyright Term Extension Act)が原因でミッキーの著作権は切れてはいません(長すぎ!)。

 

しかし、日本の場合著作権の保護期間は50年なので、大昔からあるミッキーの著作権は切れているよね?というように感じるのが一般の感覚だと思います。そして、それは正しいのです。

 

では、なぜ多くの人がミッキーマウス(ディズニー作品)の著作物を使うことを躊躇しているのか。

 

それは、アメリカにおいて著作権法を延ばしに延ばしてきたディズニーが何らかの警告をしてくるのではないかという恐怖を感じているからだと思います。

sponsored link

 

義務教育で教えてもらえるわけではないので、一般の人が著作権と商標権の違いについてまで知っているべきだとは思いません。特許と著作権を混同している人だっていっぱいいます。

そして、それはそれでよいと思います。

 

ただ、クリエイターなどビジネスで著作権が関わる仕事をしている人は、自分のためにも著作権を学ぶべきです。

 

著作権法の基礎の部分は単純なのですが、著作権法というものは複雑で面倒な法律です。

しかし、自分の身を守るためにもぜひ学んでください(私のサイトで数百に及ぶ著作権法に関する記事があります)

 

アナと雪の女王やベイマックス、プリンセスソフィアなど比較的新しい映画やアニメは勝手に利用できません。

しかし、100均にいけば、昔のディズニー作品のDVDが100円で買えるように、昔のディズニーの映画を勝手に利用しても問題は起きていません。

 

これは私の考えに過ぎないのですが、ディズニーは、著作権侵害に対して厳しい対応をしてきたために、一般の人々はディズニーと厄介事を恐れ、著作権切れ作品についても警告が恐ろしくて利用していないのではないだろうか、と思いました。

 

また、商標権(更新登録が可能なので、お金を払い続ける限り永久に続く権利)など他の知的財産権で保護される範囲と著作権との境がわからないために、既に著作権フリーのものを使うことを躊躇してしまっているのではと思っています。

 

これはディズニー側から見たら有利ですが、文化の発展という意味ではマイナスです。

 

ミッキーマウスという誰からも愛されるキャラクターを一社のものだけに留めることなく、全ての人が自由に使うようになってほしいなと思います。