メリー・クリスマス!・・・な気分では全然無く、昨夜は10分程ショックで落ち込んでいた福田です。

*この記事も旧ブログの記事です。

クリスマス・イブに掃除をしていたのですが、洗剤が無くなったので除菌スプレーを詰め替えていたんですね。そのとき、手が滑ってボトルを落としてしまったんです。

地面にボトルが落ちてボトルの中身が飛び散り、洋服に液体が付きました。

 

その液体がただの水ならいいのですが、塩酸ですからね。

私の黒のワンピースの色素を見事に消してくれました。

 

パジャマでも着て掃除をしていればよかったのですが、クリスマスイブですし、お気に入りの服も着ますよ。
つい、エプロンも付けずにワンピースを着たまま掃除をしてしまったんです。

 

白い服ならまだしも真っ黒の服ですからね・・・。

洗剤が飛び散った部分が赤く染まっています。

 

流血?
サスペンス?
家政婦は見た?

 

これ着て外出したら絶対に警官に声をかけられるでしょう。

警官との出会いを期待している人にお勧めのファッションです。
それが恋に発展することはまずあり得ないでしょうが。

 

このまま捨てるのは悔しいので来年のハロウィンまで残しておいてハロウィンに仮装しようかな・・・。

 

まあ、夫から素敵なクリスマスプレゼントを貰ったから二ヘニへしていてショックを10とすると嬉しさが100だったので差し引き90でKAN全勝利でした。

愛は勝つんですね。

 

意味不明の勝ち負けは置いといて、ちょっと気づいたことを書き留めておきます。

 

一見エコに見える詰替えタイプの洗剤は、実はエコではないかもしれない、ということです。

まず第一に、本来は容器を洗って乾かしてから詰め替えるべきところ、手間を省くために
洗いながら詰め替えることで、容器内に水が入り雑菌が繁殖する可能性があります。

すると、洗剤が100%の力を発揮できません。

 

第二に詰替えタイプは必ずしも安くなかったりします。

本体や本体+詰め替えはよくセールになるのですが、詰め替えだけでセールしていることが少ないからです。詰め替えを買うと逆にgあたり単価が高くなってしまうことも・・・。

ジレットのカミソリのように消耗品で儲けようとしているのか!?と思ってしまうほどです。

 

第三に、手間暇がかかります。

キャップを付け替えるタイプにしろ液体をボトルに注ぐタイプにしろ、上手く嵌めたり全部注いだり出来ません。
したがって、物理的時間的ロスが生じます。

そしてこれは消費者が一方的に被る不利益ですので不満はさらに高まります。

 

第四に、私のように詰め替えに失敗するリスクもあります。

時間とお金を無駄にするだけでなく、洋服にダメージを与えてしまうという点では大きすぎる損失です。
詰替えで数十円浮かせて100倍以上の金額の洋服を駄目にしているのですから・・・。

 

以上の4点から、詰め替えタイプの製品を製造販売しているメーカーは、詰め替えの方法なり新商品でイノベーションを起こすべき時期に来ています。

 

消費者に労力と時間を無駄にさせる詰め替えよりも、瓶などを回収して再利用する牛乳配達タイプの方がまだいい気がします。

 

金銭面でも金銭面以外でもリサイクルするメリットを与えれば、消費者は容易に新しいシステムに移行することでしょう。

 

素晴らしい発明やイノベーションは、得てしてこういう悲劇をきっかけとして生まれるとか生まれないとか・・・(ー▽ー)