子供が勉強しない、部下のやる気がない、そもそも自分もやる気がない・・・。
やる気がないと、やるべきことは溜まる一方。自己嫌悪から更に落ち込み、負のスパイラルへと突入してしまいます。

これでは生産性が阻害されますし、周りにまで悪い影響を与えてしまいます。

 

そこで、「やる気が出ない」という問題を解決していきたいと思います。

 

「継続できない」という問題とも似ていますが、今回は、「やる気のスイッチの入れ方」にフォーカスしてみたいと思うので、一度やる気が入った後に継続出来ないという悩みは「続けられないという問題を解決」をお読み下さい。

*この記事も旧ブログ「問題解決中」のものです。リンクは切れています。すみません・・・

 

では、いつもどおり理想的最終解(IFR)から考えていきます。

 

「どんなときでもすぐにそれをすることができる」というのが理想的な状態だと思います。

強靭な意思の力を持っていたり、大好きなことをするときなら、そんな状態になると思います。

たとえば、プレイステーションやスマホゲーム、それからswitchのようなゲームをするときには、外部からの働きかけなど不要で、自発的に出来ると思います。

勉強や仕事をするときにもそのような状態にできるのが理想でしょう。

 

しかし、だらけてしまったり気分が乗らないということは誰にでもあります。

 

そこで、やらなきゃいけないことはわかっているけどやる気がでない、というときにやる気を出させる方法を考えていきたいと思います。

 

今回は発明原理に当てはめる前に、人間の心理について少し考えてみます。

 

人間には様々な欲求がありますが、「◯◯したい」という積極的な欲求よりも、「◯◯したくない」という消極的な欲求のほうが強いと言われています。

 

マーケティングを齧ったことがある人にはおなじみでしょう。

「恐怖」や「悲しみ」といった感情を避けるために、より人はお金を注ぎ込みます。

 

また、親や教師は出来の悪かった生徒を叱ったり罰を与えることで、子供に負の感情を与え、その感情を逃れるために、勉強へとせきたてようとします。

 

勉強しないとまた叱られる、勉強しないと玩具を買ってもらえない、そう考えて子供はやりたくない勉強をいやいや頑張ります。

 

ミスをした部下も同じように、同僚の前で叱られる恥ずかしさを回避するために、二度とミスをすまいと心に誓います。

 

しかし、このような後ろ向きの「やる気」で行動をすると、気持ちが入らず、一応行動はしても、生産性が低くなってしまいます。しかも受け身になる、悪い感情を周りにも撒き散らすという負の連鎖を引き起こします。

 

したがって、「前向きのやる気」を引き出すほうが効果的といえます。

 

単純ですが、「努力したことを褒める、称える」といいでしょう。
「さすが◯◯君!素敵!」と褒められて気分の悪くなる人はいません。

 

普段は厳しい上司が、「鈴木、よくやったな」なんて褒めてくれたら、鈴木さんは小躍りしてしまうことでしょう(笑)

 

しかし、そうした外からのご褒美よりも、内側から湧き上がる動機が最もやる気を引き出してくれるでしょう。

 

 

では、どうしたら内側からやる気が自発的に湧き上がってくれるでしょう。

 

「それを好きになる」のが一番だと思います。

 

もちろん、簡単に好きになれたらだれも苦労しません。

みな、好きになりたくてもなれないのです。

でも、だからこそ時間をかけてでもそれが好きになる習慣を身につけるようにするとやる気もあがるでしょう。

一度習慣が出来てしまえばあとは放っておいても体が勝手に動いてくれます。

 

そのような習慣を作るためにも、適切な目標設定と時間・労力の配分が必要です。

 

たとえば、大学受験合格が目標なら、いつまでにどの科目をどれだけ勉強すればいいかなど目標が立てやすいと思います。

 

社会人になってからの勉強や仕事、家事、習い事、ブログ、etc…についても同じように目標を定めて適切な時間・労力の分配を気にかけるべきでしょう。

 

会社で昇進試験が2週間後に迫っているのに、TOEICの勉強をしている場合ではありません。

確かに、出世するのにTOEICのスコアも重要ですが、永遠に英語の勉強ができなくなってしまうわけではありません。今は英語の勉強は軽めにして、昇進試験が終わってからまた英語の勉強を始めればいいでしょう。

毎日やらないと気がすまないというのなら、20分だけリスニングをする、と決めてあえて重要な英語への勉強時間を減らします。

 

ブログなんていつでも書けるのに、家事を放っておいてブログに熱中している場合ではありません。ご飯を待っている家族がいるのなら、まずご飯を作ってからブログを書けばよいのです。

「毎日役に立つ記事を一つ書く」という目標を設定するのはいいですが、「毎日最低3記事書く」と決めると、一つ一つの記事の質が落ちます。

適切な目標設定をしないとノルマをこなすだけの低品質の記事が増えるだけです。

 

このように、選択肢を狭めて集中するということも重要です。

 

一度はやる気が出ても、いずれは倦怠感を感じるときがきます。
そのときには気分転換をするのもいいでしょう。

 

ところで、「やる気」って自動車のエンジンのようなものですよね。

 

旅行へ行くときは、まず自動車に乗り込み、行き先(目標)を決め、ハンドルで方向性を調整(舵取り)し、エンジンの力で進んでいきます。

 

ガソリンが切れると進めなくなってしまいますが、ガソリンを注入してもらえば、また進むことができます。

もちろんハンドル操作を誤り、思わぬ方向へ行ってしまったり、もともとのエンジンの性能が悪くてなかなか進まないということもあるでしょう。

 

そんなときには、地図や地図を読んでくれる人、GPSシステム、コンパスなどの外部の力も必要でしょう。

地図が間違っていた場合は大変なことになりますが、そんなときは早めに正確な地図を手に入れます。

 

長い旅路では、何度かエンストを起こすこともあるでしょう。

でも、そんなときでも諦めず、目標を設定し直し、ガソリンをつぎ込めば、いずれは目標地点へ到達します。

 

長い旅の途中では、目標地点に到達した自分の姿を想像してニヤニヤするのも良いかもしれません。

 

さて、ここからはいつものように発明原理も使って問題解決をしてみましょう。

 

発明原理35「パラメータ変更原理」

勉強などをする場所や環境、時間帯、BGM、机や椅子等を変えると良いかもしれません。家だとやる気はでないけど、図書館や喫茶店だと余計なものがないのでやる気がでるということはよくあると思います。

私は、難しい本はお風呂で読むことにしています。普通の本なら大丈夫ですが、条文集みたいな紙の薄い本の持ち込みは止めたほうがいいでしょう。

洋服を着替える、爪を切る、仮眠を取る、ツボ押しやストレッチをする、歩くといったこともいいかもしれません。

 

発明原理10「先取り作用原理」

行動に入る前に、儀式をするのはどうでしょう。

勉強を始める前にまず掃除をして気持ちも整える、お香を炊いて気分をアップさせる、瞑想をして集中力を高める、といった方法が考えられます。

 

また、to doリストを書いてみるのはいかがでしょう。予めやるべきことを紙に書き出し視覚化することにより、やる気が沸いてきます。

 

発明原理23「フィードバック原理」

あなたなら出来るよ!と言ってもらいやる気をだします。

そんなことを言ってくれる人がいない場合は、部屋に好きなアイドルのポスターを貼り、彼女(彼)にそう言ってもらうところをリアルに想像します。

「頑張っている男の人の姿を見ていると、遥、ドキドキしちゃうの♡」

遥のために頑張りましょう。他人の目や本物の遥の気持ちなどどうでもよいのです。

俺の想像のなかの遥が俺の頑張っている姿を見てドキドキしてくれていればそれでいいのです。誰も傷つけません。

 

 

というわけで、やる気がでないという問題を解決してみました。

 

どうしてもやる気がでないときは上記のいずれかの方法をつかってやる気を出して下さい。

 

45分勉強する前に、5分だけストレッチやその場ジャンプなんてことをするだけでも気分は変わるものですよ。