Oh,No! MONOの無許可パロディ消しゴムと知財担当者の必要性

兵庫県小野市観光協会がトンボ鉛筆が製造する「MONO消しゴム」のパロディー版「ONO消しゴム」を、同社の許可を得ずに作り、イベントでの販売を止められていたというニュースを見ました。

MONO消しゴムといえば、青白黒のストライプ柄が色彩の登録商標として日本で初めて認められたことは知財業界では有名です。

記事によると兵庫県小野市観光協会は「MONO」から1文字を取り「ONO」(小野)とすることを思い付き、大阪府内の業者に製造を依頼したそうです。すると、業者は「『MONO』の字体やケースの色を変えれば問題ない。トンボ鉛筆本社にも確認を取った」などと説明し、10月に小野市章や観光名所の写真などを印刷した消しゴム2種1000個が納品されたとのことです。

しかし実際は、業者からの許可申請がなかったとか・・・。
小野市はイベントでの消しゴム販売を中止し、業者は全商品代約13万円を同協会に返金したとのことです。

何やっとんねん!!

「許可取るのって高そうだよな。黙ってればバレないよな。どうせイベントで販売するだけだし」という業者側の甘い知財意識が透けて見えるようです。

兵庫県小野市観光協会の人は自分たちで確認をすべきだったと反省しているようですが、嘘をついた業者の方が落ち度は高いですね。

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商標権の侵害は損害賠償請求だけでなく刑事罰もあることから事前交渉は必要です。
絶対に安全と判断されない限り許諾を取ったほうが安全です。
単純に、「ご自由にどうぞ」と言われることもあればロイヤリティの支払いを求められるだけのこともあるでしょうが、企業側からコラボを持ちかけてくれて高品質のコラボ商品を販売できる可能性もあります。
その場合にはプレミアム商品として小野市のPRに一役買ったのではないでしょうか。

このニュースを聞いて、改めてあらゆる機関や企業に知財担当者が必要だな、もっと増やしたいなと思いました。

数日前に作ったばかりのこちらのサイトで知財担当者は無料で募集できるようにしましたので、企業や特許事務所の方はご自由にお使いください。

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なお、私だったら、『ONO no MONO ko (おののものこ)』というキャラクターを作って小野市とMONOのコラボ消しゴムを作ろうと持ちかけていたと思います(ーvー;)。

MONO子は、美少女に見えるのだけど、もしかしたら女の子と見間違うほどの美形なだけかもしれません。クラピカ的な・・・。

口癖は「〜ものの・・・」で、いつも鉛筆と消しゴムを持ち歩いています。イメージカラーは「青、白、黒」の三色。

帰国子女(唐から帰ってきたばかり)のため、慌てると「Oh,No!」と英語(なんで英語なんだよ)が出てしまいます。