『ゆっくり茶番劇』がユーチューバー・柚葉さんにより勝手に商標登録されたとして騒ぎになっています。
「ユーチューバー・柚葉さんの本名は石氷匠か!?それとも石氷匠は代理人か?!」と盛り上がっているようなのでちょっと一言二言いわせてください。
えーっと、石氷さんって代理人弁理士じゃないですよ。代理人は別の方です。
弁理士が自分の名前貸すようなことしたら大問題ですから。
こういう事件が起きると弁理士介全体に緊張感が走って良いのかもしれません。
商標出願前にきちんと調査をしていないとこういう事件に巻き込まれてしまいますから。
商標出願依頼をするときは、インターネットやSNSで調べるよりも、身近な人のお勧めに従ったほうが良いと思います。格安で案件を大量受注していて忙しい特許・商標事務所に依頼すると手抜きされたり、最悪今回みたいな事故が起きてしまう可能性がありますから。
私は、「良い弁理士を見抜くコツって何ですか?」と聞かれたら、勉強会で出会った弁理士の先生をお勧めしています。
真面目で一つの仕事を丁寧にやってくださいますので。
そういう先生はブログやSNSをしていないので、出会うには紹介くらいしか方法がないんですよね。
アドセンス広告経由やSNS経由は良くないのではないかと思います(SNSは情報漏洩の視点から。多くのミスは人的ミスであり、人間の「うっかり」から起こる)。
弁理士業界の話はこれくらいにして、『ゆっくり茶番劇』の商標出願人の話に戻りましょう。
じゃあ、石氷さんって誰よ?って思いますよね。
誰なんでしょうね。(ヲイ)
私の推測では、お金で名義貸ししただけの赤の他人です。
振り込め詐欺の受け子みたいな感じで、問題のある商標出願をする場合に柚葉さん本人が名前バレしたくないので、名前を貸してくれる人を探してお金に困っている人の名前を借りたんじゃないですかね。
単なる推測なので全然違うかもしれません。
柚葉さんの家族とか友達かもしれませんしね。
でも、もし石氷さんの正体が「お金で名前を貸した人」だったら面白いなと思います。
新たな胡散臭いビジネスの誕生ですからね。