*この記事は旧ブログ「問題解決中」の記事と同じです。実際に描かれたのは2年ほど前です。リンクを下さっていた方はこのブログのアドレスに設定し直してくださると助かります。

 

3日前のニュースですが、名古屋市中村区の自動車部品販売会社の社長がトヨタ自動車株式会社のエンブレムの偽物を販売目的で所持し、商標権侵害容疑で逮捕されました。

 

正規品では存在しない、青く光るエンブレムを中国から輸入していたということです。

 

このように商標権侵害で逮捕される例はよくあり、過去にはトヨタ自動車の偽エンブレムやストラップ、カー用品を販売した伊勢市の会社役員が逮捕されています。

商標権侵害品は簡単に創れますが、販売したり販売目的で所持しているだけで商標権侵害になってしまいます(商標法37条)。

 

レース場やモーターショー、インターネットオークションで販売されることが多いこれらの偽エンブレム、購入する側も十分にお気をつけください。

 

さて、今回商標権侵害されてしまったトヨタ自動車株式会社のエンブレム、このロゴにはいろいろな思いが込められているそうです。

 

トヨタの公式HPを見てみると、

 

このトヨタマークは、3つの楕円を左右対称に組み合わせています。楕円が持つふたつの中心点は、ひとつがクルマのユーザー、つまりお客様の心を、そしてもうひとつがクルマのメーカー、つまりトヨタの心を示しています。そして楕円の輪郭が、ふたつの心をつなぐ世界を表現しているのです。
マーク内部のふたつの楕円の組み合わせはトヨタの「T」を表現すると同時に、ステアリングホイール、つまり自動車そのものも意味しています。そして外の楕円はトヨタをとりまくお客様や世界を象徴するものです。さらに、それぞれの楕円を形作る輪郭には、太さの異なった線を採用しました。これは日本の文化である「毛筆」を参考にしたものです。

と記載されています。

 

たった一つのロゴにもトヨタの思いが詰まっているのですね。

 

ところで、このロゴ、私にはどうしてもTOYOTAと読めてしまいます。

 

公式HPには一言も記載されていないのですが、このロゴは、トヨタのTだけじゃなくて、TOYOTA全てを表していますよね!?

トヨタさん、教えて!(笑)