3人の少年たちが宅配業者を装い、タワマンで600万円強盗というニュースを見ました。
これを見て最初に思ったのは「誰が個人情報を流したんだろう?」ということです。
なんとなく強盗をしても運良く多額の現金が置いてある確率なんて低いでしょうから、誰かが確実に現金のある家の情報を流したわけですよね。
恐らく実行犯の少年たちは末端の鉄砲玉で、強盗計画を立てたのは別の人達でしょう。その人たちが何らかの手段でお金持ちでかつ現金を手元に置いている人の住所を得て少年たちに犯罪を実行させたはずです。
個人情報の入手の仕方ですが、闇で情報を売買している人たちから買ったのかもしれませんし、Ubereatsなどの配達員から直接入手できたのかもしれません。情報の出どころは分かりませんがいずれにせよ個人情報の漏洩は不正競争防止法違反ですから犯罪です。
少年たちだけでなくこの人達を逮捕しなくては同じことは繰り返されるでしょう。
ところで、上記した「現金を家に置いてある」人とはどのような人でしょう。
最近は電子取引が盛んですのでビジネスで現金を使う機会は減りました。
なのに家に現金を置いている人・・・。
脱税している人でしょうね。
現金が必要だから家に置いているのではなく、銀行に預けるわけにはいかないから現金で置いている人たちです。
脱税で捕まったことがあるけれど相変わらず羽振りのいい人なんて最高のカモでしょうね。
(そういえば「は○゛き」という名称の特許事務所の弁理士が6000万円くらい脱税していましたね)
脱税の過去+現在活躍中の人というと相当絞られてくると思います。
そして、今回ターゲットになったのは正に両者を満たした女優の里美ゆりあさんです。
AV女優って短命で人気が持続するのは2年程度なんだそうです。でも彼女は9年間もAV女優を続けている実力派(?)です。
過去には会社社長などから直接お相手の対価として合計2億円を受け取り、贈与税を支払わなければいけなかったところ無視し脱税しています。
記録が残らず脱税をしやすいので、今でも「対価」は現金で受け取っているであろうことは容易に想像できます。
そこで、この強盗事件なんでしょう。
単純といえば単純ですが、少年たちはこんなこと考えて犯行に及んだのではないでしょうね。
考えることが出来てかつ実行できるとしたら「東京リベンジャーズ」の稀咲鉄太くらいでしょう。
[PR]
さて、個人情報の漏洩は忌むべき犯罪として厳罰化してほしいと思いますが、被害者の「防犯意識の無さ」については気にしていない人が多いのではないかと思います。
先週アンパンマンの記事で書きましたが、SNSなどで目立つと簡単に集客できる反面、権利者に著作権侵害をしていることを知らせることになってしまいます。
同様に、SNSで炎上芸を繰り広げたり年収アピールやイキった発言を繰り返していると、「この人は仕事のできる人なんだ」と認識されお客さんが増える分、犯罪のターゲットにされやすくなるというデメリットがあります。
個人的にはイキった発言は面白くて好きなのですが、ちょっとヒヤヒヤしてしまいます。
攻撃的発言の多い人はハゲックス事件のように恨みを買い、ある日突然刺されるということもあるでしょう。
お金持ちアピールをしている人は嫉妬を買い、強盗に出会う可能性が増えるでしょう。
勝間和代さんが「有名人になるとデメリットが多い」とおっしゃっていましたが、その通りだと思います。
匿名でも敵を増やし誹謗中傷を受けるのですから、実名でビジネスをしている人がその対価に見合うだけの収入(セキュリティ料込)っていくらなんでしょうね。
こっそり稼いでアピールしないのが一番賢いと思います。自分の命を守るという意味で。
一度有名になってしまうと発言はスクショを取られ闇の世界の人達の間で情報が共有されます。
その人がよく出没する場所が犯行現場としてターゲティングされるでしょう。
特に弁護士等士業の場合は所属事務所名などすぐに分かるのでどこにいるか見当が付きやすい→襲いやすいと言えます。
炎上芸で売っている人がSNSで「○○へ行きま〜す」なんてアピールをするのは防犯意識の無さの現れです。
たくさんの集客が出来るということは、その分、呼んでいない人まで呼び寄せるということです。
そして、インターネットでは一度発した発言は取り消せない・・・。
こうしたことを考えると、自分の情報を不必要に公開しないことと儲かっているアピールをしないということは、モラルという面よりも「自分の命を守る」という観点から当たり前のことでしょう。
それから、きちんと納税して脱税容疑で記事にされないということも大事です。
直接的なお金持ちアピールだけでなく、脱税という犯罪によってもお金持ちであることのアピールになってしまいますから、犯罪のターゲットにされやすくなってしまいます。
多くのお金持ちが法を守って静かに慎ましく生きているのはこのような理由からでしょう。
実行犯の少年たちにせよ、タワマンのセクシー女優にせよ
「一度ダーティな世界に関わるとそっちの世界の人間から永遠にターゲットにされる」
というパターンの典型例と呼べそうですね。くわばらくわばら。
骨の髄までしゃぶり尽くされるのでしょうね( ;゚;ж;゚;)
私はヤンキー漫画を読むだけで留めておきます・・・。
セガのゲーム「龍が如く」は
「元ヤクザが過去の行いのツケを支払わされ続ける」
というのがシリーズを通したシナリオの根幹になっているのですが
まさにそういうことだと思います。
『龍が如く』面白いという噂は聞いていましたがプレイしたことはありませんでした。
怖いもの見たさでやってみたいです(笑)
本トピとは無関係なのですが、
昨日「プリンターカートリッジの再生品を販売している「エコリカ」が
「キヤノン」を提訴するという事件があがりました。
私が気になるのは
再生品という名目でキヤノンのカートリッジにおけるICチップの特許と意匠登録を
業として無償2次利用するのはどうなの?ということで
知財業界の先生の意見を聞いてみたくなりました。
この事件面白そうですよね!場を改めて記事を書いてみたいと思います。