ドローンによる遠方への荷物の配送が今月中にも解禁されそうです。
現状ではドローンの飛行は、目視で機体を確認できる範囲内でなければいけないとされていますが、高度が150メートル未満の「山や川、海などの人が立ち入る可能性が低い場所」に限り目が届かない場所でも飛行できるように許可するそうです。
私は最初、自宅玄関までドローンでお届けしてくれるのか!と思っていたのですが、そうではなく、「ドローンポート」と呼ばれるところまで荷物を取りに行く必要があるそうです。
多少面倒ですが、これで「買い物弱者」はかなり救われます。
そこで思い出したのが、「未来の年表」という本の内容です。
同書には、出生数の減少・高齢者の激増・勤労世代(20~64歳)の激減に伴う社会を支える人の不足・これらが互いに絡み合って起こる人口減少や様々な問題が書かれています。
街には80歳以上の高齢者が溢れ、高層タワマンは天空の老人ホームと化すなど現実にありそうなことが書かれています。
この本には2があって、そこには、「買い物はネットで行われるようになる。しかし、トラックを運転する人がいないので、物資が届かない」という問題が提起されています。
「山間部など地方に住む老人が買い物難民になる」というわけです。
これは、怖いなと思っていたのですが、ドローンがあればこの問題は解決できそうですよね。
もちろんドローンの技術はまだまだで、トラブルは続出しそうですが、働き手の少ない日本では、技術でカバーしない限り、立ち行かなくなります。
ですから、ドローンの更に高度な発明をすると、社会に貢献することができ、また、お金を稼ぐ事もできるという理想的なビジネスをすることができるでしょう。
物流だけでなく、他の分野もAIの発展により、かなりの部分を人間に頼らなくても済むようになります。
仕事を失うことになってしまうので、恐怖を感じることもあるでしょうが、AIは使い方次第では、高齢化問題と少子化問題の解決策の一つとなってくれます。
この先、どんな技術が生み出されるのか、楽しみです。今の我々からは想像もできないような技術が生み出されるのでしょうね!