*この記事は旧ブログ「問題解決中」の記事と同じです。実際に描かれたのは2年ほど前です。リンクを下さっていた方はこのブログのアドレスに設定し直してくださると助かります。
どこの会社も優秀な人材を常に求めています。
しかし、優秀な人材を雇うにはそれなりに高額の給料を支払わなければいけません。
生産性を高めたいが支出は控えたい。
この矛盾を解決するにも矛盾マトリクスが使えそうです。
改善するパラメータは「生産性」や「信頼性」でしょう。
悪化するパラメータは「物体が受ける有害要因」でしょうか。エネルギーの損失かもしれません。
良い答えが出なかったら後者で当てはめてみましょう。
とりあえず、矛盾マトリクスで出た27,35,2,40, 22,13,24
について検討してみます。
発明原理27「使い捨て原理」
雇い入れるのではなく、使い捨てるのではどうでしょう。
使い捨てというと言葉は悪いですが、必要なときだけ外部のコンサルタントにきてもらうのです。
長期の契約を結ばせるようなコンサルタントではなく、短期間だけ契約を結んでくれるコンサルタントがいいですね。
発明原理35「パラメータ変更原理」
既に会社の内部にいる従業員に頑張って勉強してもらって、優秀な人になってもらってはいかがでしょう?
資格試験受験費用などを積極的に支出し、支援します。
発明原理2「分離原理」
必要な能力だけを分離して抽出できないでしょうか。
発明原理40「複合材料原理」
一人ひとりの能力は低くても、複数の人が集まれば優秀な人並の能力を発揮できることがあります。
特にアイデア出しのときなどには有効です。
発明原理22「災い転じて福となす原理」
能力は優れているのに子供がいるためにフルタイムで働きにくい女性を複数人集めてシフトを組んで働いてもらってはいかがでしょう?
一人の優秀な男性を雇うよりも安く上がりますし、会社の対社会的なイメージも上がります。
発明原理13「逆発想原理」
優秀な人を集めるのではなく、優秀でない人によって生産性をあげられないでしょうか。
たとえば、上記したようにアイデアだしのようなことはいろいろな人の「バカバカしい」アイデアが必要です。
下手に専門的な知識を持っているよりも優れたアイデアを出せることはよくあります。
発明原理24「仲介原理」
誰かに仲介してもらってコネで優秀な人を引き込めるかもしれません。
もっとアイデアが欲しいので、エネルギーの損失でも調べてみます。10,11,28です。
発明原理10「先取り作用原理」 11「事前保護原理」
優秀な人を雇う前に、会社が魅力的になって優秀な人が働きたいと思うような会社になってみてはどうでしょうか。
会社のブランド力をあげると商品やサービスが売れるだけでなく、多くの人材が集まってきます。
たとえばグーグルやアップルのような会社は人材募集広告なんてしなくても、人材がひっきりなしに訪れます。
発明原理28「メカニズム代替原理」
インターネットを使えば世界中の埋もれた優秀な人材を見つけ出せそうです。
驚くほど優秀な人材を安い人件費で雇えるかもしれません。
彼ら彼女らがブログやソーシャルメディアで情報発信してくれていたらさらに情報を掴みやすいので、検索用語をいろいろ変えて検索してみましょう。
以上、費用を抑えて優秀な人材を雇い入れるというビジネスの問題解決でした。
これらを個々に試すのではなく組み合わせることにより、さらに支出を抑えて優秀な人材を引き入れることができるでしょう。