謎の特許・商標出願人 安原 さん

商標の大量出願というと真っ先に思い出すのがベストライセンス社の上田育弘氏ですが、他にも本来の意味での商標出願をしていない人物はチラホラと見かけます。
さて、今日はちょっと気になる人物の出願について述べてみたいと思います。

その人物の名は、安原 澄雄さん。
1986年度に「多量アルミ使用整品」(原文ママ)という名称の発明を特許出願されています。特許出願だけで8件ほどあり、いずれも代理人弁理士に依頼していません。また、明細書の中には「平和な時代」「世界生活を安定させ永久のエネルギ」等のキーワードがあります。

ただし、特許出願は2001年度以降はなされておらず、代わりに2002年からは商標出願が始まります。
「夢利権の○○隊」という商標をたくさん出願されています。「夢利権の幸せを大切に」とか「夢利権のもっとも助かる」「夢利権の近くにいますよ」「夢利権のできましたよ」「夢利権のすべてを守り隊」などなど、実にたくさんの商標を出願されていらっしゃいますが、ベストライセンス社と明らかに違うところは、他人の商標出願の先取りではないという点です。

したがって、全く違法性はありません。自身のビジネスを守るための商標出願です。

 

昨年度は「完了」という商標を出願され、今年は「これで行こう」という商標出願をされているので、「夢利権」の付け忘れでは?と他人事ながら心配になってしまいました。