Amazonの特許戦略からこれからのAmazonを読み解く・・・って、ビジネス書みたいにカッコつけた題名を付けてみましたが、いつもどおり、読んでもためにならないこと請け合いです。

 

さて、今週末にはAmazonの1-click特許が切れるわけですが、アマゾンの特許はそれだけではありません。

 

アマゾンは元々eコマース(ネットを利用した物流)の会社でしたが、amazonのCEOジェフ・ベゾスの「イノベーションを促進する」という理念通り、最先端の分野に、より力を入れて特許出願を行っています。(この記事では子会社のアマゾンテクノロジーズインコーポレイテッドもAmazonということで一括りにします)

 

ここでいう最先端の分野とは、AI、機械学習、クラウドコンピューティング、ロボット、ドローンのような新興の分野(数十年前にはまだ無かった)を指します。

新興の分野に関しては、アップルやフェイスブックよりも特許数が多いのです(ただし、分野を問わなければ特許出願件数の合計はアップルの方が多い。ちなみに、特許出願件数の多さでは相変わらずIBMやSamsungやキャノンが上位)

 

Amazonの研究開発費は膨大(1兆5千億円を超える)で、物流業界ではアリババを超え、ダントツの特許数No.1企業です。

 

Amazonは特許出願件数が多いこともあり、たまにその発明が物議を醸すことがあります。
最近では、「人をカゴの中に閉じ込めてロボット上に乗せる特許」があったり・・・w

 

私が気になっているのは、アパレル業界への進出です。

Amazonは総合卸センターのようになんでも扱っているので、衣服のブランド会社は「ブランドが毀損されるからAmazonでは売りたくない」と考えているところも多いようです。

 

しかし、Amazonを通じて販売すれば、より多くのユーザーにアプローチできるため、Amazonの波に飲み込まれてしまうブランドが多いのでは・・・と危惧しています。

 

さて、ここでアパレル分野進出に際しAmazonが特許出願した発明について見てみましょう。

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特許の内容を説明するよりは、まずは図を見たほうが分かりやすいでしょう。

Amazonのアパレル特許 usptoより
Amazonのアパレル特許 usptoより

まず、鏡の前に人が立って、自分の姿を写します。その鏡の裏にある服のイメージとリアルの自分のイメージをミックスして服を着ている姿がわかるという特許です。

人体の3Dモデルを作成してバーチャルの衣装を身に着けるAIソフトウェアの会社を買収していますし、Instagramのファッショントレンドに基づくファッションのデザインアルゴリズムの開発もしていますし、Amazon、本気で攻めに来ていますね!

 

もちろんアパレル分野だけでなく、すでに述べたようにAmazonの特許は様々な分野に及んでいます。

アレクサ関係の特許も面白いです。

 

これからはAmazonがさらに物流を通じてあらゆる分野において世界支配を狙ってくるので、日本の会社にも奮闘してほしいですね。

 

ちなみに以前書いたAmazonの特許関連の記事はこちら