最近はホームページを持っていない会社や事務所のほうが珍しいくらい、どこの会社もホームページを持っています。
そして、ホームページを作成する時間や技術がない場合、ホームページ制作会社等にホームページの制作を依頼することになります。

 

ここで注意したい点が2つあります。

 

一つ目は、著作権の存在です。

著作権について曖昧なままにしておくと後に大きなトラブルになり、「ホームページなんて作らなければよかった!」ということになりかねません。

 

そこで、まずはサイト制作を依頼する場合に注意すべき著作権について説明したいと思います。

 

なお、後述するように激安のサイト製作会社にホームページの作成を依頼すると、後に多大な出費を強いられる可能性があります。
そのようなことを避けるためにも時間とお金の許す限り、自分でサイトを制作しましょう。

忙しくてそんなことしていられないという人は、安かろう悪かろうのホームページ製作会社に頼むくらいなら、アメブロやはてなブログのような無料ブログを利用した方が良いでしょう。

では、著作権法上、どんな点に最も気をつけるべきなのでしょうか。

 

それは、

 

発注した側がお金を払ったからと言って自動的に著作権も得られるわけではない。

 

ということです。

 

ホームページ製作会社等にお金を支払ってウエブサイトの制作をしてもらった場合、発注側は「お金を支払えば完成したウエブサイトは自分のものになる。」と考えていることが多いと思います。

 

しかし、お金を支払ったからといって完成したウエブサイトの著作権まで発注者に移転するわけではありません(著作権法17条)。

 

ということは、支払いをしても、ウエブサイト製作者に著作権が残ったままなので、後に一部を書き換えようとしたとき等に著作権侵害となってしまいます。

 

これではあまりにも不便です。

 

また、ホームページ製作会社が他者にも同じコンテンツを提供することが可能になってしまいます。

 

これでは発注者にとっては不都合ですよね。

 

したがって、ホームページ制作を依頼する際には、必ず契約書に「著作権は発注者に移転する」と記載しておきましょう。

 

契約書にそのような記載がない場合は、著作権はホームページ製作会社にあるので気をつけてください。

 

また、著作者人格権についても移転する旨しっかりと契約書に記載してください。

 

契約書の詳しい書き方についてはこちらで説明しています。
サイト制作を依頼した場合の著作権上の注意

 

さて、激安・格安を売りにしているホームページ製作会社の怖いところは、こういった著作権の契約をしてくれない、契約書にサインをしてくれない、わざと契約の存在を隠す、といったところです。

そして、「初期費用」が格安なだけで、維持費が高額なところの場合、維持するのを他の製作会社に任せたり自分で維持しようとすると、著作権侵害だと訴えてくる可能性があるということです。

 

こういった被害にあわないように、あまりにも格安の場合は他でその都度課金されないか、毎月の維持費が適切か等しっかりとチェックしてください。

 

 

さて、注意すべき点の2つ目は、「サイトを作ったからといって、集客に役立つわけではない」ということです。

 

ホームページ製作会社は、ホームページを作ることに関しては上手いのですが、集客や売上アップ、ブランディングについては詳しくありません。

 

しかし、ホームページを作ることが出来ない人から見れば、ホームページさえ作れば人気が出て儲かるのだという錯覚を起こしてしまいます。

 

残念ながら、綺麗なだけのサイトでは売上アップに貢献しません。

せっかく高いお金を払って作ったサイトも維持費がかかるだけのお荷物になりかねません。

 

したがって、サイト制作を依頼する前に、「何のためにサイトを作るのか」「いくらまでなら維持費にお金を費やせるのか」「誰がそのサイトのメンテナンスをするのか」「どんな人に見てもらいたいのか」等をしっかり考えなければいけません。

sponsored link

 

ここをしっかりしておかないと、自己満足の綺麗なサイトになるだけです。

 

実は、売上を上げる、集客に役立つサイトというものは、「綺麗なサイト」だとは限りません。

汚いサイト、見にくいサイトでも、売上に貢献しているサイトはたくさん存在します。

 

ただし、雑記ブログのようにサイトの目的とはかけ離れて、従業員Aが今日食べたランチだとか従業員Bの飼っているペットの話などばかりがアップされたブログは、汚いだけでなく、ブランディング上、マイナスです(ただし、アパレルの場合など一部例外があります。が、大抵はマイナスです。特に士業ブログ)。

ヤバイ、今までそんなことばかり書いていた・・・という場合はこれからできる改善策を提示いたしますので、ご相談ください。

 

なお、とある企業が記事や写真も用意してくれるというホームページ制作会社にサイト制作を依頼したところ、あまりにも低品質だったので、作り直すようにお願いしたところ、ホームページ制作会社から追加料金を請求されたというケースがあります。

それではあまりにも無責任なので追加料金無しでやり直すようにお願いしたところ、納期に間に合わないが良いかと言われたのでどうしてもあと1週間以内にサイトを完成したくて途方にくれていた企業が私の元に相談してきたということがあります。

あまりにも可哀想だったので私が大幅に修正し、料金は低品質のサイトを制作した会社に支払われたいう事態になりました(笑)

しかし、私が手直ししたサイトは集客に役立つようになり、私はブランディングが上手い知財の専門家との評価を貰え、他のホームページの修正も依頼されるようになったので結果オーライです(笑)

 

まとめ

というわけで、サイト制作を依頼する場合には、「著作権契約」と「本当に役立つサイトになるか依頼前に青写真を描く」という点に気をつけてください。

 

私の個人的見解としては、よほど忙しい人でないかぎり、サイトは自分で作ってしまったほうが良いです。著作権法上、トラブルが発生しませんから。

 

または、自社の従業員に作ってもらいましょう。職務著作に該当すれば著作権は会社のものになりますから。

 

超格安で良質のサイトを作って欲しいという人は、ホームページ制作会社に依頼するとトラブルに合う可能性があることから、最初から他人にホームページを作ってもらうことは諦めたほうが良いです。代わりに、無料ブログを始めましょう。

無料ブログには大きなデメリットもありますが、お手軽に出来るという点では効果的ですし、何よりお金がかからないので、1円でも節約したいという人に向いています。

 

ある程度お金をかけてでもしっかりとブランディングをしていきたい(それ以上の利益がでるのなら投資は厭わない)。ただし、ホームページ制作に自分の時間をかけられないからサイト制作は他者に任せたいが不安、という人は私に相談してきてください。

 

あなたの立場(たとえば、事務所の経営者なのか、会社でホームページ制作を命じられた社員なのか等)によってアドバイスすることはかわってきますが、私からは「売上に繋がるホームページ」が出来るように、かなり具体的なアドバイスをしてあげられます。

 

既に自社のホームページをもっていらっしゃる場合で、あまり売上に結びついていない、ブランディングに貢献していないとお考えの方もどうぞご相談ください。

 

私が得意なのは士業(特に、弁理士・弁護士)のホームページの改善アドバイスなのですが、他の業種でもアドバイスした経験はありますのでお役に立てることと思います。

 

なお、私はホームページの制作代行はしていません。

自分の保有しているサイトは全て自分で作っていますが、他人のホームページを作っている暇があったら他の仕事をしたいので・・・(^^;

 

あくまでも私がお手伝いするのは「ブランディングの向上」「知的財産権(著作権)トラブルを未然に防ぐ」「集客に役立つサイトの構築」のアドバイスだけです(最初にヒアリング等はしっかりします)。

 

格安でホームページを作って欲しいから製作会社を教えてくれと言った質問には答えられません。

似たようなトラブルに合う人が出ないように特別に格安でアドバイスをしているだけですので、その点はご了承ください。